全てを勝ち取ったC・ロナウド「僕の力を疑う輩を黙らせることができた」

2016年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕のキャリアのなかでベストな1年になるだろう。でも…」

次々に訪れた苦しみの先に、タイトル尽くしの1年が待っていた。2016年、C・ロナウドは自らの価値をさらに高めた。 (C) SOCCER DIGEST

 クリスチアーノ・ロナウドは今年、レアル・マドリーの一員としてチャンピオンズ・リーグを制し、年末にはクラブワールドカップにも優勝。ポルトガル代表としてはEURO2016で初のメジャータイトルを獲得し、個人では通算4回目となるバロンドールを受賞した。
 
 27日に「グローバル・サッカー・アワード」の最優秀選手賞を獲得(こういった個人賞は今年9個目!)したC・ロナウドは、全てのタイトルを獲り尽くしたこの1年を、以下のように振り返っている。
 
「これ以上は望むべくもない。僕のキャリアのなかでベストな1年になるだろう。でも、来年も同じ栄誉を手にできるよう努力していく。とても大変なことだと思うけど、これまでもずっと挑戦を続け、常にベストを尽くしてきたからね」
 
 まだまだ歩みを止めることなく、今後もさらに精進することを誓った31歳だが、今年のタイトルラッシュによって、大きな満足を得られたことがひとつあるという。
 
「マドリー、ポルトガル代表でのタイトルが、僕の力と貢献ぶりを証明してくれた。全てを勝ち取ることで、僕の力を疑う輩を黙らせることができたんだ」
 
 自分を認めようとしない者たちを、結果で見返したことで溜飲を下げたC・ロナウド。だが、もちろん自分ひとりの力でチームにタイトルをもたらしたなどとは思っていない。
 
「マドリーとポルトガル代表でのチームメイトには本当に感謝している。彼らのおかげで、僕は最高の1年を過ごすことができた。とても嬉しいよ」
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