【鹿島】ペドロ・ジュニオールが完全移籍で加入。「人生において新たな一歩」

2016年12月27日 サッカーダイジェスト編集部

「人生においてもっとも難しい決断」

今季は神戸で11ゴール・10アシストの活躍を見せたP・ジュニオール。鹿島への移籍が決まった。(C)SOCCER DIGEST

 鹿島は12月27日、神戸のペドロ・ジュニオールを完全移籍で獲得したと発表した。
 
 2014年に韓国の済州ユナイテッドから神戸へ加入したP・ジュニオールは1年目は32試合で13得点をマーク。15年はグロインペイン症候群の影響で13試合で1得点の成績に終わったが、完全復活した今季は29試合で11得点を奪い、10アシストもマークした。
 
 P・ジュニオールは移籍するにあたって神戸の公式サイトで以下のようにコメントを残している。
 
「この瞬間が訪れることが、こんなにも難しいことだとは想像もしていませんでした。今日は人生においてもっとも難しい決断をしたことを報告します。このメッセージを伝えることは僕にとって簡単ではありません。僕が愛する偉大なるヴィッセル神戸サポーターのみなさん、僕のヴィッセル神戸での時間が終わりを告げる時がきました。神戸に来た日から今日までの3年間、多くの喜びに満ちた日々を過ごすことが出来ました。
 
 サポーター、スポンサー、クラブの会長、社長、フロントスタッフ、コーチングスタッフ、そしてチームメイト、多くの愛情と信頼で私を支えて下さったことに対し、心から感謝します。今は悲しみと寂しさでいっぱいです。私は、神戸で過ごした時間、街、サポーター、神戸に関わるすべての人達のことを胸に刻み、一瞬たりとも忘れません。本当にありがとうございました」
 
 また、Jリーグでは6クラブ目の所属先となる鹿島の公式サイトでは「鹿島アントラーズの一員になるという人生において新たな一歩を踏み出せることを大変嬉しく思っています。アントラーズは、ブラジル国内でも人気と知名度が高く、私自身のアイドルでもあったジーコ氏が所属したチームでもあります。そんな偉大なクラブが、強くあり続けるためにもベストを尽くし、貢献したいと思いますので応援よろしくお願いします」とコメントしている。
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