広島の選手が選んだMVPは?森﨑和は断言「憲剛さんは絶対に外せない」

2016年12月28日 サッカーダイジェスト編集部

「森重はFC東京が誇るマエストロだね」(ピーター・ウタカ)

写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 2016年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人に今季のベストプレーヤー候補トップ3を選んでもらった。ここでは、広島の5選手が選出したトップ3と投票理由を紹介する。
 
●ピーター・ウタカ(FW)
1位▶中村憲剛(川崎/MF)
2位▶レオ・シルバ(新潟/MF)
3位▶森重真人(FC東京/DF)
 憲剛からは誰もが思いもつかないようなパスが出てくる。ミスも少ないし、私のフェイバリット・プレーヤーだ。レオはボックス・トウ・ボックスで、しっかりとハードワークできる。森重はFC東京が誇るマエストロだね。
 
●青山敏弘(MF)
1位▶柏木陽介(浦和/MF)
2位▶中村憲剛(川崎/MF)
3位▶阿部勇樹(浦和/MF)
 浦和が上手くいっているのは陽介の輝きがあってこそだし、彼自身も一皮剥けた感じがする。憲剛さんは1位でもまったくおかしくない。質の高さはJでもトップだと思う。阿部さんはここぞという勝負どころを抑えている。
 
●森﨑和幸(MF)
1位▶中村憲剛(川崎/MF)
2位▶柏木陽介(浦和/MF)
3位▶小林 悠(川崎/FW)
 憲剛さんは絶対に外せない。勝負どころでの仕事はさすがのひと言。陽介は攻撃の中心だけど、守備意識も高まった。年間勝点1位に導いた立役者だった。小林選手は印象深いゴールが多く、試合を決定づける勝負強さがある。
 
●塩谷 司(DF)
1位▶大島僚太(川崎/MF)
2位▶小林 悠(川崎/FW)
3位▶西川周作(浦和/GK)
 今年の僚太は守備が上手くなった。川崎との開幕戦で戦った時、「化けたな」と思った。小林選手はなんでもできるFW。 浦和の試合でよく見るのが、周ちゃんのフィードが起点になるシーン。あのキックは特別な武器。
 
●林 卓人(GK)
1位▶キム・スンギュ(神戸/GK)
2位▶中村憲剛(川崎/MF)
3位▶興梠慎三(浦和/FW)
 キム・スンギュは1対1の対応が粘り強く、シュートコースの消し方も上手い。憲剛さんはパス精度や技術はもちろん、タイトルに懸ける想いを強く感じた。慎三のストライカーとしての能力はJ1でもトップクラスだと思う。
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