【クラブW杯】史上初、ビデオ判定でPKを指示。このPKで鹿島が先制

2016年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

主審がピッチサイドのモニターを確認し、その後ペナルティスポットを指さした

VARsがPKを指示した。Photo by Shaun Botterill - FIFA/FIFA via Getty Images

 クラブ・ワールドカップでFIFA主催の国際大会として初めて導入されたVARs(ビデオアシスタントレフェリー)。そのVARsが、史上初のPKを指示した。

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 12月14日に行なわれた準決勝の鹿島×アトレティコ・ナシオナルの30分過ぎのことだ。セットプレーの場面で鹿島の西をナシオナルのDFが倒したが、そのままプレーオン。しかし、数分後にVARsが主審と連絡を取って試合を止めると、主審がピッチサイドのモニターを確認し、その後ペナルティスポットを指さした。鹿島はこのPKを土居が決めて先制に成功した。
 
 VARsは、試合のあらゆる画像を確認できる映像室に控え、レッドカードやPKといった試合の結果を大きく左右する重要な判定について、現場の審判団に修正を依頼するというもの。12月1日の国際親善試合、イタリア×フランス戦で試験導入されていたが、FIFA主催大会での導入はこのクラブ・ワールドカップが初めてだった。
 
 なお、試合は前半を折り返し、1-0で鹿島がリードしている。

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