【CS展望】決勝第1戦|鹿島×浦和|守備重視の鹿島は先発変更か。中25日の浦和は正攻法を強調!

2016年11月28日 サッカーダイジェスト編集部

鹿島――過去の内容を踏まえて中村を起用する見込み。

【故障者】鹿島=なし 浦和=梅崎
【出場停止】鹿島=なし 浦和=なし

チャンピオンシップ決勝 第1戦
鹿島アントラーズ-浦和レッズ
11月29日(火)/19:25/県立カシマサッカースタジアム
 
鹿島アントラーズ
年間成績:3位 勝点59 18勝5分11敗 53得点・34失点
第1ステージ:1位 勝点39 12勝3分2敗 29得点・10失点
第2ステージ:11位 勝点20 6勝2分9敗 24得点・24失点
 
【最新チーム事情】
●川崎戦で先発したファブリシオに代わって、中村が先発に入る見込み。
●遠藤が27日の練習を早退。体調不良が原因か。
●浦和戦前日の練習は、メディアの撮影を制限して実施。撮影が許可されたのは冒頭15分のみ。
 
【担当記者の視点】
 石井監督は浦和との決勝戦に向けて、準決勝の川崎戦の先発メンバーを一部変更する見込みだ。中盤のファブリシオに代わり、中村を実戦練習でテストしている。
 
 ここ2年、浦和戦では内容で鹿島が優位に立つ試合が続いているが、それを実現させているのが守備である。攻撃で持ち味を発揮するファブリシオだが、守備面を考慮すると、中村の方がバランスが良いと判断したようだ。「良い守備から良い攻撃が始まる」とは山本。ホームで行われる初戦で失点をせず、先手を取る。その確率を考えての采配となりそうだ。
 
 一方で懸念されるのが遠藤のコンディションで、27日の練習を早退。28日は練習に参加したが、練習後はマスクを着用するなど状態が心配される。
 
 前日練習では、メディアの撮影を冒頭15分に制限した。石井監督のもとでは初めての取材規制で、情報戦も意識してホームでの第1戦に臨む。

次ページ浦和――指揮官は正攻法で臨むことを宣言。

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