［J１昇格プレーオフ準決勝］ C大阪１-１京都／11月27日／金鳥スタ

【PHOTOギャラリー】柿谷が技あり復活弾！ 京都惜しくも反撃及ばず

　C大阪が京都の終盤の反撃を振り切り、２年連続のJ１昇格プレーオフ決勝に進出した。

　C大阪は立ち上がりの１３分に幸先よく先制する。ソウザのミドルシュートのこぼれ球に詰めた柿谷曜一朗がGKの頭上を抜く絶妙なループシュート。これがゴールネットを揺らし、今年６月４日の16節・讃岐戦以来となるエースの復活弾となった。

　しかし、その後は京都もエスクデロ競飛王の個の能力などを突破口に反撃し、一進一退の攻防が続く。そして90分には途中出場の有田光希のゴールで、京都が同点に追いつく。

　終盤はピッチを退いた柿谷もベンチから戦況を見守る中、激しいせめぎ合いが続いた。そして、ついに１-１の同点のままタイムアップの笛が鳴り響く。この結果、リーグ戦の上位チームであるC大阪が決勝進出を決めた。

　決勝進出を引き寄せるゴールを決めた柿谷は、自身の復活弾を振り返り「ソウザがシュートを打つのは分かっていた。こぼすところは常に狙っていた」と話し、「（先制後は）もう２点、３点取って試合を決めてしまおうと思っていた。決勝はもっと余裕をもって勝ちたい」とJ１復帰へ意欲を見せた。

　そして、プレーオフ決勝の相手は松本を下した岡山に決定。決勝は12月４日、C大阪のホーム・キンチョウスタジアムで15時35分にキックオフされる。