ラニエリ「おとぎ話は続いてる」とCLグループ突破に自信! スリマニ欠場で、岡崎は先発起用が濃厚

2016年11月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々は再び素晴らしい経験ができる」と自信を口にするラニエリ。

時より笑みをこぼしながらCLへの意気込みを語ったラニエリ。グループ突破の懸かった一戦で果たして指揮官はどんな采配を振るうのか。 (C) Getty Images

 レスターを率いるクラウディオ・ラニエリ監督が、現地時間11月22日に行なわれるチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ5節のクラブ・ブルージュ戦に向けた意気込みを公式会見で語った。
 
 CLで3勝1分けと無敗を維持してグループGの首位に立つレスターは、引き分け以上で今節でのベスト16進出が決まる。そんなクラブにとって一世一代とも言うべき一戦を前に指揮官のラニエリは「我々のおとぎ話は続いているんだ。昨シーズンも特別なことをやってのけたけど、今シーズンも再び経験できそうだね」と笑顔で語った。
 
 4節のコペンハーゲン戦の前の記者会見では、「今節での突破は無理」と口にしていたイタリア人指揮官だったが、今回の会見では「我々は初めてのCLだというのに良くやれている。おそらく刺激的なノックアウトステージに進めるだろう」と自信を口にした。
 
 また、同会見でラニエリは、注目の日本代表FWの岡崎慎司について明言はしなかったものの、そのライバルで11月19日に行なわれたワトフォード戦(プレミアリーグ12節)を欠場したイスラム・スリマニの状態については「彼は準備ができていない。他の選手も状態は決して良くないが、スリマニは50パーセントにもなっていない」とコメントし、アルジェリア代表FWを起用しない方向であることを明かした。
 
 鼠蹊部を痛めているとされるスリマニの状態と指揮官のこれまでの起用法から予想するに、クラブ・ブルージュ戦では、ジェイミー・ヴァーディーと岡崎の2トップ起用が濃厚と言えそうだ。
 
 CLでは2試合に出場してはいるものの、いずれも途中出場の岡崎。クラブにとって歴史的な一戦で自身初のCL先発出場を飾ることができるだろうか。そのプレーに注目だ。
 
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