キッカケはピケと三木谷社長の交友関係から…バルサ、楽天とのスポンサー契約&日本での試合開催を発表!

2016年11月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

ピケが仲介役となった三木谷社長とバルトメウ会長の会食をキッカケに。

バルトメウ会長は「楽天は企業として若く、モダン。デジタルの世界でバルサも大きくなりたい」と話した。 (C) Getty Images

 11月16日、バルセロナは日本の大手企業である楽天とグローバルパートナーシップ契約を結んだことを発表した。
 
 カンプ・ノウで行なわれた会見では、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が「バルサと楽天は4年間のスポンサー契約を結んだ。今後4シーズンはファーストチームのユニホームに名前が入る」と発表。
 
 続けて、会見に同席していた三木谷浩史社長が「世界で最も優れたサッカークラブとパートナーシップを結べたことを光栄に思います。バルセロナと我々の考え方や求めているものはとても似ている。楽天グループは自分たちのサービスやイノベーション、経験を使ってバルセロナの力になりたいと考えています」と挨拶した。
 
 さらに、バルトメウ会長は「2015年にサンフランシスコにある三木谷さんの家で、彼の友人である(ジェラール・)ピケと会食をした。そこで楽天と三木谷さんのことを知り、全てが始まった」と今回の契約に至った経緯を明かした。
 
 また、今回の契約でバルセロナは日本で試合を行なうことも発表。これについて三木谷社長は「今はチームのスケジュールがタイトなので、日本での試合相手も含めて計画段階」と説明した。
 
 なお、契約期間は2017-18シーズンからの4年で、1年間の延長オプションがついており、契約金は年5500万ユーロ(約64億円)。総額2億2千万ユーロ(約257億円)の大型契約になった。また、リーガ・エスパニョーラ優勝で150万ユーロ(約1億8000万円)、チャンピオンズ・リーグ優勝した場合には500万ユーロ(約6億円)のボーナスが支払われるという。
 
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