【鳥栖】フィッカデンティ監督の続投が決定。今季第2ステージでは一時3位に導く

2016年11月16日 サッカーダイジェスト編集部

「とにかく結果にこだわります。すべては鳥栖の勝利のために」

第1ステージは戦術の浸透に苦しむも、第2ステージは見事な手腕を発揮し、チームを躍進に導いた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 鳥栖が11月16日、マッシモ・フィッカデンティ監督と2017年度の契約を更新したことを発表した。
 
 フィッカデンティ監督はクラブのホームページを通して、「竹原社長をはじめチームの運営に関わる全員が共通のビジョンを持ち合わせ、とことん勝利にこだわるといったコンセプトのもと、強固な一枚岩となり、私にとってサッカーに取り組むうえでこの上ない環境を与えられた中で、鳥栖でのキャリアを来年も続ける機会を与えられたことに心から感謝いたします。素晴らしいスポンサー、サポーター、ファンの皆様の最高の後押しを背に、とにかく結果にこだわります。すべては鳥栖の勝利のために」と声明を出した。
 
 今季第1ステージは不調に苦しむも、母国イタリアで培った守備戦術を武器とする指揮官は、第2ステージで戦術を浸透させる。一時はチームをステージ3位に押し上げる躍進を見せ、クラブを5シーズン連続のJ1残留に導いた。
 
 来季もこのイタリア人指揮官の手腕に注目が集まる。
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