【日本 2-1 サウジアラビア|採点&寸評】MOMは攻守に激走、追加点ゲットの原口! ロンドン五輪世代の活躍が光る

2016年11月15日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

1失点を許すも守護神・西川を中心に堅守を築いた守備陣。

【警告】日本=酒井宏(88分) サウジアラビア=アルハイブリ(9分)、オスマン(10分)、ハウサウィ(48分)、ハウサウィ(90+2分)、アルシャムラニ(90+3分)
【退場】日本=なし サウジアラビア=ハウサウィ(90+2分)
【MAN OF THE MATCH】原口元気(日本)

[W杯アジア最終予選]日本 2-1 サウジアラビア/11月15日/埼玉
 
【日本代表・総評】
6.5
 試合の入り方が良く、チーム全体が躍動感に溢れるプレーを披露。清武や大迫を中心に多くのチャンスを作り、45分には清武がPKを冷静に流し込んで、1-0で前半を折り返す。
 迎えた後半は、押し込まれる時間帯もあったが、原口の"4戦連発弾"が決まり、追加点をゲット。終了間際には1失点を喫するもリードを守り切り、勝利を収めた。

【日本 2-1 サウジアラビア|PHOTOギャラリー】清武、原口のゴールで首位撃破

【個人採点・寸評】
[GK]
12 西川周作 6.5
18分に右サイドを突破されてシュートを打たれるも、これは正面でしっかりとキャッチ。終了間際には、自分がセーブしたこぼれ球を押し込まれて失点を許したが、その後は隙のないセービングでゴールを許さず、勝点3に貢献した。
 
[DF]
19 酒井宏樹 5.5
攻撃面ではタイミングの良いオーバーラップもあったが、ピンチにつながるパスミスや、プレーがハッキリしない場面もあった。どこかピリッとしない内容だった。
 
22 吉田麻也 6
持ち前の高さを生かして長いボールを弾き返す。31分の清武に通したフィードは見事。ゴールラインまで押し込まれても冷静に対処し、確実にクリアした。
 
6 森重真人 6.5
状況判断が良く、最後尾から丁寧にパスを供給する。カバーリングも的確で、味方のミスもしっかりとフォロー。安心感のあるパフォーマンスだった。
 
5 長友佑都 6
代表では定位置の左SBで先発復帰。クロスを上げる際の相手の外し方はさすがで、本田とは好連係を見せた。失点のシーンでは必死に身体を張ったが、ボールをはじき出せなかった。
 

次ページ最終予選初先発の大迫は期待通りの活躍。原口は攻守両面で大きく貢献。

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