延長オファーに応じないA・サンチェス。英紙記者は「アーセナル残留は疑わしい」と予想!

2016年11月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

A・サンチェスが希望する昇給がネックとなり、交渉は進展せず。

契約延長交渉で難色を示しているというA・サンチェス。今シーズンは1トップとして定着し、新境地を開拓しているストライカーをアーセナルとしても易々と手放したくはないはずだ。 (C) Getty Images

 アーセナルに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスの去就について、英紙「デイリー・ミラー」の記者ジョン・クロス氏が、英メディア「スカイ・スポーツ」で自身の見解を述べた。
 
 現在、アーセナルはチームの中心プレーヤーで、2018年の6月に契約満了となるA・サンチェスとドイツ代表MFのメスト・エジルに契約延長のオファーをしているが、ともに進展はしていないという。
 
 これについてクロス氏は『スカイ・スポーツ』の番組「サンデー・サプリメント」で「アーセナルはエジルとA・サンチェスと交渉をしようとしている。エジルはおそらくサインするだろうが、A・サンチェスは疑わしい」とコメントした。
 
 同氏はA・サンチェスが契約延長オファーに応じない理由について「彼は現在の週給13万ポンド(約1740万円)から週給20万ポンド(約2700万円)までの昇給を希望している。1年目の彼はとてもいい選手だったが、昨シーズンはそれほどではなかった。ケガで途中離脱があったからね。彼がサインするかどうかは、いまだはっきりしていない」と語った。
 
 また、同番組内で英紙『テレグラフ』のサム・ウォレス記者は、A・サンチェスの新天地について説明し、「マンチェスター・Cがユベントスをリードしていると思う。A・サンチェスはビッグクラブで、なおかつチャンピオンズ・リーグで戦うことを望んでいるからね」と予測した。
 
 今シーズン、プレミアリーグでは11試合で6ゴールと好パフォーマンスを披露しているA・サンチェス。仮にアーセナルを離れる場合には、移籍金5800万ユーロ(約67億3000万円)が必要になると言われているが果たしてどうなるのか? チリ代表FWの動向に今後も注目だ。
 
 
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