【天皇杯4回戦】J1勢への”下剋上”はならず。Honda FCがFC東京に惜しくも敗戦

2016年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

Honda FCが前半に先制するも、後半にFC東京が2点を奪って逆転。

久野(23番)のゴールでHonda FCが先制したが、後半に2点を奪われて逆転負けを喫した。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 11月9日に行なわれた天皇杯4回戦で、Honda FCがFC東京に敗れた。ここまで、岐阜(1回戦/2-1)、松本(2回戦/2-1)、盛岡(3回戦/2-1)とJクラブを破る"ジャイアントキリング"を果たして勝ち上がってきたHonda FCだったが、J1勢への下剋上はならず。1-2で敗れ、ベスト16で大会を去った。
 
 先制したのはHonda FCだった。17分、香川大樹のスルーパスに反応した久野純弥が最終ラインの裏に抜け出し、GKとの1対1を制して雄たけびを上げる。その後もHonda FCは高い集中力を保って互角の戦いを演じ、前半を1-0で折り返した。
 
 しかし、後半はFC東京が反撃に出る。まずは51分、セカンドボールを拾った中島翔哉のシュートが相手DFに当たってコースが変わり、GKの逆を突いてゴールに吸い込まれた。
 
 そして80分、中島がドリブルで相手のマークを引き付けてから右に展開。豪快にオーバーラップしてきた室屋成が、GKの頭上を抜くループシュートを沈めて逆転に成功した。
 
 終盤にはHonda FCの栗本広輝が鋭いFKを放つも、ポストを叩いてゴールならず。そのまま2-1でFC東京が勝利を収めた。
 
 FC東京は日本代表の活動でCBの森重真人、丸山祐市が不在だったとはいえ、実質4部のJFL勢に苦戦。なんとか勝ち切ったのが救いだった。
 
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