「41歳までプレーしたい」マドリーと契約更新したC・ロナウドの尽きせぬ野望

2016年11月08日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

先に契約を延長したベイルを上回るチーム最高額のサラリー。

11月7日に臨んだ会見で、41歳までマドリーでプレーしたいと語ったC・ロナウド。囁かれはじめている限界説を払拭し、さらなる栄光を勝ち取れるか。(C)Getty Images

 クリスチアーノ・ロナウドがレアル・マドリーとの契約を3年間延長。2021年6月30日までの新契約にサインした。

 11月7日に本拠地サンチャゴ・ベルナベウでフロレンティーノ・ペレス会長とともに会見に臨んだポルトガル代表FWは、同会長やクラブ、チームメイトらに対して感謝の意を表明。続けて「マドリーは心のクラブ」と、改めて"白い巨人"への忠誠を誓った。

 現在31歳のC・ロナウドは新契約をまっとうすれば36歳になるが、「これが最後の契約ではない。41歳までこのクラブでプレーしたい」ともコメント。マドリーでのさらなるプレー続行に意欲をのぞかせた。

 年俸は公表されていないが、英紙『サン』は週給44万ポンド(約5720万円)、年換算で約30億円と報道。『エル・ムンド』紙などのスペイン・メディアは、1800万ユーロ(約22億円)の固定給に加え、各コンペティションで優勝したり個人タイトルを獲得した場合は高額のインセンティブを手にすると報じている。

 いずれにせよ、こちらも非公表ながら10月30日に契約を更新したガレス・ベイルの年俸(約12億円、約20億円などと報じられる)を上回る、チーム最高額のサラリーを受け取ることになるようだ。

 2009年夏の入団以来、公式戦360試合に出場してクラブ史上最多の371ゴールを記録しているC・ロナウド。今シーズンはここまで公式戦12試合で7得点と本領を発揮しきれているとは言い難く、ピークを超えたとの声もあるが、今回の契約更新を機に奮起し、さらなる栄光を築けるか。
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