C・ロナウドが明かすキャリアを変えた秘話。2003年のマンU移籍はこうして決まった!

2016年11月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合後にマンUのロッカールームに招かれて――。

マンUとの契約秘話を明かしたC・ロナウド。自身を引き抜いてくれたファーガソンについては「僕の父親のような存在だ」と語っている。 (C) Getty Images

 現地時間11月7日にレアル・マドリーとの契約を新たに2021年までに更新したクリスチアーノ・ロナウドが、かつて所属したマンチェスター・ユナイテッドと契約した時の秘話を明かした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
 
 2003年にスポルティング・リスボンからマンチェスター・Uに移籍金1224万ポンド(約24億円)で移籍したC・ロナウドは、その当時のことを振り替えり、「僕はマンチェスター・Uと初めて対戦(親善試合)した時、信じられないほど完璧なパフォーマンスができたんだ」とコメントした。
 
 3-1で快勝した2003年8月6日の同親善試合を「素晴らしい夜だった」とも表現したC・ロナウドは、試合後に訪れた自身のキャリアを変えるエピソードを告白した。
 
「試合後に僕のところにチームメイトの何人かがやってきて『聞け!お前はマンチェスターに行くことになるぞ!冗談じゃない。信じてくれ』って言ったんだ。
 
 そしたらそこにアレックス・ファーガソン監督がいて、『君と話したい』って言われて、マンチェスター・Uのロッカールームに招かれたんだ。そして監督にマンチェスター・Uの選手たちを紹介されたよ」
 
 当時ポルトガルの期待の星として注目を浴び、バルセロナやリバプール、アーセナルなども獲得に乗り出していたC・ロナウド。最終的に赤い悪魔への入団に至った理由については以下のように明かした。
 
「当時の僕は内気だったから少し黙っていると、ファーガソン監督が『私は今すぐに君が欲しい』って言ってくれてね。そこからは早かった。2日後にはマンチェスターに行って、サインをしたんだ」
 
 ファーガソンの一言で移籍を決意したC・ロナウドは、その後、マンチェスター・Uで6シーズンを過ごし、プレミアリーグ(3)、チャンピオンズ・リーグ(1)、FIFAワールドカップ(1)のタイトル奪取に貢献。個人的には2008年にバロンドールを手にするなどワールドクラスのタレントへと変貌を遂げていった。
 
 そんなC・ロナウドはプロデビューを飾ったスポルティングにも「スポルティングは素晴らしい歴史を持っている。僕がその一員になれたことは名誉だ。ピッチ内外に関わらず、僕の全てを育んでくれた場所だ」とコメントし、感謝の意を表している。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事