森﨑浩司が惜別弾!”最後”のホームゲームで万感の今季初ゴール

2016年10月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季初先発で今季初ゴール! まさに森﨑浩司のために用意された舞台だった。

チームの2点目を決めた森﨑浩(7番)。先制点を決めた佐藤(11番)とともに喜びを爆発させた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1第2ステージ16節]広島4-1福岡/10月29日/Eスタ
 
 今季限りでの引退を発表している広島の森﨑浩司が、"最後"のホームゲームで有終の美を飾った。
 
 福岡をエディオンスタジアム広島に迎えた第2ステージ16節。森﨑浩は今季初スタメンを飾ると、1-0で迎えた33分に塩谷のパスに反応してエリア内に侵入。ブロックに入ってきたDFともつれながら、最後は左足に持ち替えてネットを揺らした。これが森﨑浩にとって今季リーグ戦初ゴールだった。
 
 試合はその後、福岡に1点を返されたが、69・79分にA・ロペスが2点を追加。森﨑浩のゴールが決勝点になり、広島が4-1で勝利した。
 
 試合後の引退セレモニーで森﨑浩は、「こんなにもたくさんのサポーターに見届けてもらえるという最高の雰囲気のなか、自分自身にとって最後のホーム最終戦を迎えられ、本当に僕は幸せ者だとしみじみと感じています。正直、これだけ手のかかる選手はいなかったと思っています。そんな僕に17年間もプレーさせてくれる機会を与えてくれてありがとうございました。これからもずっと僕の心はサンフレッチェ広島とともにあります」と涙ながらにコメント。チームメイトに背番号と同じ7回胴上げされ、満面の笑顔も見せた。
 
 森﨑浩はJ1通算257試合・40得点、J2通算77試合24得点。サンフレッチェ広島の歴史に偉大な足跡を刻んだ。
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