ジェラードがリバプールに復帰!? クロップは「100%問題はない」と英雄の帰還を歓迎

2016年10月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

ジェラードはSNSでLAギャラクシー退団を示唆。

ジェラード(右)はコーチングキャリアを積むために、クロップ(左)のトレーニングセッションに積極的に加わり、意見を求めているという。 (C) Getty Images

 2015年7月に17年間プレーしたリバプールからメジャーリーグ・サッカー(MLS)のLAギャラクシーに移籍した元イングランド代表MFのスティーブン・ジェラードが、古巣に復帰する可能性があるという。英国の複数のメディアが報じて大きな話題となっている。
 
 10月一杯でLAギャラクシーとの契約が切れるジェラードは、10月22日に自身のインスタグラムに「ロサンゼルスに住んで、素晴らしいサポーターの前でプレーするのは特別だった。僕にとってもホームと感じられる場所で、この街とクラブは僕の心で特別な場所にあり続ける。ありがとう」と投稿。退団に向けたメッセージだと話題となった。
 
 現在、故障のために戦列を離れているジェラードは現地10月26日から始まるMLSプレーオフも欠場する見通しで、すでにイングランドに戻ってリハビリをしているという。
 
 10月17日(現地時間)にアンフィールドで行なわれたリバプール対マンチェスター・U戦を観戦する姿も目撃されたジェラードの去就について、リバプールの指揮官ユルゲン・クロップは「スティーブン・ジェラード……戻ってくるならビッグなサプライズになるね。リバプールFCはいつだって歓迎するさ」とコメントした。
 
 さらにドイツ人指揮官は「まったく問題はない。ただ、こういったことはちゃんと本人と話し合いをしなくてはいけないね。それがスティービーと私との関係性だからね。我々にジェラードを受け入れる席があるかなんてことを心配することはない。100%問題はない」と話し、ジェラード本人と今後の動向について会談することを示唆した。
 
 また、地元メディア『リバプール・オフサイド』はジェラードが復帰した際の役職について言及。リバプールはUEFAの指導者ライセンスを取得しているジェラードをコーチとして迎え入れるつもりだと報じた。
 
 10月22日のWBA戦(プレミアリーグ9節)も2-1で勝利し、首位マンチェスター・Cと同勝点の3位につけて好調を維持しているリバプール。英雄ジェラードの帰還が叶えば、より一層、チームの士気は高まっていくに違いない。
 
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