【J2】混戦の自動昇格争い。清水が3位に浮上し2位・松本に勝点3差に迫る

2016年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

清水は大前、鄭の2トップが決定的な仕事を果たす。

【清水 2-0 北九州】今季16得点目となる先制点を決めた大前。清水はC大阪を抜いて3位に浮上し、2位の松本に勝点3差と迫った。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 J2リーグは10月22日・23日、37節の11試合が開催された。

 首位の札幌は、ホームで東京Vと対戦。1-2の敗戦を喫し、J1昇格は最速でも翌々節(39節)まで持ち越されることとなった。札幌は東京Vに2点を先行され、77分に福森のゴールで1点差に迫るも及ばず。ホームでの敗戦は今季初、勝利できなかったのも16節・千葉戦(2-2)以来となった。

 2位の松本は、ホームで愛媛に1-1のドロー。1点ビハインドで迎えた79分に三島の同点弾で追いついたが、勝ち越し弾は生まれず。札幌との勝点差は6ポイントと縮まらず。

 順位に変動があったのは3位・4位で、前節まで3位のC大阪はホームで山形と対戦。76分に山形の大黒に逆転弾を許す苦しい展開となったC大阪は、後半アディショナルタイムに山村が起死回生の同点弾を放ち、なんとかドローで終了した。しかし、前節まで4位の清水が最下位の北九州に2-0と快勝。C大阪は4位に順位を下げることに。

 一方の清水は32分、大前の今季16得点目で先制。その後はなかなか追加点を奪えなかったものの、後半アディショナルタイムに鄭がダメ押しのゴールを奪い、勝負を決めた。清水が勝点69として、C大阪に勝点1差をつけて3位に浮上。2位の松本には勝点3差と迫った。

 その他、プレーオフ進出圏内の5位・京都は金沢に1-2と敗れ勝点63のまま、6位の京都は水戸に1-1のドローで勝点1を積み上げ60とするにとどまり、いずれも勝点を大きく伸ばせなかった。

 J2の順位は以下の通り。

J2順位表
順位 チーム名 勝点 得失差
1 札幌 78 31
2 松本 72 26
3 清水 69 38
4 C大阪 68 16
5 岡山 63 18
6 京都 60 12
7 町田 55 6
8 横浜FC 52 -1
9 愛媛 49 0
10 山口 48 -6
11 徳島 47 -2
12 千葉 45 -4
13 長崎 45 -8
14 水戸 43 0
15 群馬 41 -8
16 東京V 41 -13
17 山形 40 -8
18 熊本 40 -15
19 讃岐 36 -17
20 金沢 36 -21
21 岐阜 34 -27
22 北九州 33 -17
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