【Jユースカップ】FC東京がG大阪を4発粉砕!! 広島、京都、そして松本山雅とともにベスト4進出

2016年11月05日 高校サッカーダイジェスト編集部

準決勝はFC東京vs京都、広島vs松本山雅の顔合わせ

終始躍動感あふれるプレーを披露したFC東京の松岡⑩。3得点に絡んでみせた。写真:川原崇(高校サッカーダイジェスト)

 2016 Jユースカップは11月5日に準々決勝を消化し、FC東京U-18、サンフレッチェ広島ユース、京都サンガU-18、そして松本山雅U-18の4チームが準決勝に駒を進めた。

久保建英がFC東京ーU23対長野パルセイロ戦でJリーグ最年少デビュー

 圧巻のゴールショーを披露したのがFC東京だ。G大阪ユースを相手に立ち上がりから自慢のハイプレスを炸裂させ、がっちりと主導権を握る。14分、FW松岡瑠夢(3年)のチャンスメイクからMF内田宅哉(3年)が先制点を挙げると、4分後にはFW半谷陽介(3年)が得たPKをMF伊藤純也(3年)が冷静に蹴り込み2-0。さらに39分には鮮やかなサイドチェンジから左SB荒川滉貴(2年)が絶妙なクロスを供給し、中央に走り込んだ内田が頭で合わせてリードを広げた。
 
 前半終了間際にG大阪にPKで1点を返され、後半はMF小西雄大(3年)を中心とした敵の波状攻撃を受けるなど我慢の時間帯もあったが、MF小林真鷹(2年)、DF蓮川壮大(3年)らが堅牢を築き、得点を許さない。すると69分、その小林の鮮やかなロブパスに抜け出した松岡が豪快に左足で4点目を叩き込み、勝利を決定づけた。

J最年少デビューの久保建英が厳しい自己評価。「今日は20点か、15点」
 
 プレミアリーグWESTで優勝争いを演じる広島とセレッソ大阪U-18の一戦は、ともに3-4-2-1システムを採用し、そこかしこで激しい肉弾戦が繰り広げられた。14分に広島が相手守備陣の一瞬の隙を突いたFW山根永遠(3年)のゴールで先制すると、C大阪も負けじと58分、MF荒木秀太(2年)の左サイドからのクロスを途中出場のFW齋藤遼(2年)がダイレクトで合わせ、試合を振り出しに戻す。その後は互いに決定機を掴むも両GKの好守もあってスコアは動かず、延長戦を経てPK戦へ。ここで広島のU-19日本代表GK大迫敬介(2年)が2本をブロックし、4-3で激戦を制した。
 
 京都はアビスパ福岡U-18戦を2試合連続のPK戦でモノにし、松本山雅はヴィッセル神戸U-18に土壇場で2点差を追いつかれたものの、こちらもPK戦で勝利し、初のベスト4進出を果たしている。快進撃が止まらない。
 
 準決勝はFC東京対京都、広島対松本山雅の顔合わせで、両ゲームとも11月13日に鳥栖のベストアメニティスタジアムで開催される。

 準々決勝の結果と準決勝の対戦カードは以下の通り。

【準々決勝結果】
11月5日(土)
FC東京U-18 4-1 G大阪ユース
広島ユース 1(4PK3)1 C大阪U-18
京都U-18 0(6PK5)0 福岡U-18
松本山雅U-18 2(5PK4)2 神戸U-18

【準決勝の対戦カード】
11月13日(日)
11:30 京都U-18 vs FC東京U-18(ベストアメニティスタジアム)
15:00 広島ユース vs 松本山雅U-18(ベストアメニティスタジアム)
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事