【ミラン】ユーベ撃破の立役者ロカテッリ「僕が何をやったのか分からない」と興奮状態

2016年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

本人も驚いた弾丸ミドルを突き刺す。

名手ブッフォンも止められなかった弾丸ライナーのシュートを突き刺し、ミランに勝利をもたらしたロカテッリ。 (C) Getty Imagaes

 現地時間10月23日、サン・シーロで行なわれたミラン対ユベントス(セリエA9節)の一戦は、1-0でホームチームがモノにした。
 
 絶対王者ユーベを撃破したこの日のミランでヒーローになったのが、アンカーに入った18歳のマヌエル・ロカテッリだ。
 
 プロ2年目のティーンエイジャーは65分、タイミングの良い走り込みで敵ペナルティーエリア内でフリーとなってボールを受けると、迷わずに右足を振り抜く。勢いよく放たれた弾丸シュートは、名手ジャンルイジ・ブッフォンも触れずにクロスバーをかすめてゴールへと吸い込まれていった。
 
 舵取り役としても機能して殊勝な活躍を披露したロカテッリは試合後のインタビューで、「信じられないよ。家族を見たら涙してしまうかもしれないね」とコメントした。
 
 さらにロカテッリは「今日、自分が何をしたのかを僕は正直分かってないよ(笑)。世界最強のGKからゴールを決めたんだよね。それは素晴らしいことだけど、僕はまだまだ地に足をつけて、戦い続けなければならない」と、ユーベからの得点に興奮しながらも、自らに対して自制をかけた。
 
 さらに「ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督率いるイタリア代表に招集されるのでは?」と質問されたロカテッリは、「とんでもない話さ。もちろん、いずれはA代表に上がりたいけど、今はまだU-19代表に専念するよ」と謙虚に語った。
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