違約金と年俸が超巨額! ネイマールとバルサが2021年まで契約延長!

2016年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

7月1日に合意した内容がようやく正式調印された。

ネイマールの契約延長調印式には、バルサのバルトメウ会長(右)も出席した。

 バルセロナは現地時間10月21日、ブラジル代表FWのネイマールが2021年6月30日までの契約延長にサインしたことを発表した。
 
 2013年にサントスから加入して以降、公式戦通算で150試合・91得点の成績を残し、9個のタイトル獲得に貢献しているネイマールだが、以前の契約は2年後の2018年6月30日。今夏は代理人がレアル・マドリーやマンチェスター・U、パリSGなどからのオファーをちらつかせながらバルサに揺らぶりを掛け、7月1日には契約延長で合意。今回、ようやく正式調印した格好だ。
 
 本人は『バルサTV』で「契約を更新できてとても嬉しい。我が家にいるようだ。ここに居続けることは、家族とともに僕にとって最良のことだと思う」と喜びを語った。
 
 以前は1億9000万ユーロ(約228億)だった契約解除の違約金は、初年度(16-17シーズン)が2億ユーロ(約240億円)、2年目が2億2200万ユーロ(約264億円)、そして3年目以降の3年間は2億5000万ユーロ(約300億円)に設定された。世界トップクラスの資金力をR・マドリーやパリSG、マンチェスター・Uをもってしても、簡単には出せない金額だ。
 
 また、『マルカ』紙など現地メディアによれば年俸も大幅アップしたという。ベースが1500万ユーロ(約18億円)、出場試合数やパフォーマンスによるボーナスが1000万ユーロ(約12億円)で、最大でなんと2500万ユーロ(約30億円)。同僚リオネル・メッシの年俸2200万ユーロ(約26億4000万円)を超える額だ。
 
 ただ、メッシも今シーズン中に新契約を結ぶ見通しで、その際はネイマールを超える年俸になると見られている。

 いずれにしても、改めてバルサに忠誠を誓ったネイマールの今後のパフォーマンスに注目だ。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事