名古屋、ホームで勝ち越せず降格圏に逆戻り…。残り2試合、勝点3差内に4チームがひしめく

2016年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

両助っ人CFが貫禄のゴール!

互いのプライドを懸けて激しいバトルが随所に繰り広げられた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1・第2ステージ15節]名古屋 1-1 磐田/10月22日/豊田ス

 互いに残留争いで優位に立つべく臨んだ一戦は、勝点1ずつを分け合う結果に終わった。

 試合はシモビッチの高さと永井のスピードを活かした攻撃で名古屋が押し気味に進める。一方の磐田もアダイウトンを軸に効果的なカウンターで名古屋ゴールに迫った。

 試合が動いたのは前半終了間際の44分、右サイドでボールを受けたシモビッチが見事なヒールターンで相手DFをかわし、中央へ折り返す。これを磯村が右足で狙うが、シュートはブロックに入った磐田の山本の腕に当たり、ハンドの判定に。PKを獲得した名古屋は、シモビッチがこれをきっちりと決め、先制して前半を終えた。

 後半立ち上がりにリズムを掴んだのは磐田だった。47分、右サイドを駆け上がった太田のクロスに合わせたのはジェイ。打点の高いヘディングシュートで、楢崎が守るゴールを破ってみせる。磐田が1-1の同点に追いついた。

 その後は両チームともにチャンスを掴みながらも決定力を欠き、ゴールは生まれず、結局1-1のドローに終わった。

 他会場では、甲府が福岡に2-1で勝ったため、名古屋は年間勝点で再び甲府に追い抜かれ、降格圏の16位に逆戻り。ホームで勝ち越しゴールを奪いきれなかった名古屋にとっては、痛恨のドローとなってしまった。一方の13位・磐田もいまだ名古屋とは勝点3差。残り2試合、まだまだ予断の許さない展開が続く。

【名古屋 1-1 磐田 PHOTO】 ホームで勝ち越せず名古屋が再び降格圏に
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事