【U-19代表】オフサイドでゴールが幻に。“被害者”の堂安は「俺、触ってないですよ」と主張

2016年10月21日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

「今日はなんか、審判に目をつけられてましたね。俺は“無罪”です」

中山のゴールは、堂安がオフサイドを取られてノーゴール判定。しかし、本人は「俺は触ってないですよ。“無罪”です」と主張した。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[U-19アジア選手権] U-19カタール 0-3 U-19日本/10月20日/バーレーン
 
 U-19日本代表は1点リードで迎えた28分、市丸瑞希(G大阪)の右CKに中山雄太(柏)が高い打点のヘッドで合わせて、リードを2点に広げたかに見えた。
 
 ところが、トゥルキ・モハメド・アルハッドル主審(サウジアラビア)と副審が協議した結果、ゴール直前で堂安律(G大阪)がオフサイドポジションにいたとみなされ、ノーゴール判定。この2点目は‶幻″となった。
 
 そのシーンについて、堂安本人は「俺、触ってないですよ。オフサイドということになってますけど。今日はなんか、審判に目をつけられてましたね。俺は"無罪"です。なんも触ってないです」と主張。中山のシュートに反応しているようにも見えたが、真っ向から否定した。
 
 チームはその後、三好康児(川崎)のミドルシュートで無事に2点目を奪い、堂安は「アクシデントがあっても対応していくようにやっていこうとチームとしてやってきたので、切り替えてその後にゴールが入ったので良かった」と、振り返った。
 
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)

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