総勢122名が新たにプロに! 2017Jクラブ・新卒入団&昇格内定者を一挙に紹介

2016年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

来季のルーキーは高卒・昇格が61名、大卒が61名

惜しくも選手権は地区予選で敗れた昌平(埼玉)だが、ふたりの好タレントをJクラブに輩出。針谷(左)と松本(右)のMFコンビだ。写真:吉田太郎

 年の瀬を迎え、いよいよJリーグクラブの来季に向けた補強オペレーションが終盤戦に差し掛かってきた。来春のプロの門を叩くルーキーたち、つまりは高卒・大卒、下部組織から昇格する選手たちも続々と発表されている。

 12月29日時点で各クラブが公表している来季の新卒新加入選手は、総勢122名。高校生(JFAアカデミー福島、ボイン高、他のJクラブからの昇格選手を含む)が24名、トップチーム昇格選手が37名、大学生(韓国の大学生を含む)が61名という内訳だ。

 さらにJ1、J2、J3のリーグ別(2017年版)で見ていくと、以下のようなバランスとなる。

【J1・18クラブ】
高校生 14名
大学生 13名
昇格 23名(13クラブ)

【J2・22クラブ】
高校生 9名
大学生 29名
昇格 12名(11クラブ)

【J3・16クラブ】
高校生 1名
大学生 19名
昇格 2名(2クラブ)

 J1は下部組織からの昇格者が多く、18クラブ中13クラブが引き上げを決めた。一方J2では、即戦力となりうる大学生が人気なのが分かる。J3クラブは下部組織の強化に本腰を入れてまもないクラブがほとんで、新卒獲得の数自体も少なめだ。

 獲得数で見ると、C大阪の新卒7名がトップで、FC東京(6名)、京都(5名)と続く。ちなみにJ1とJ2の40クラブで新卒の獲得が発表されていないのは、現時点で浦和のみとなった。

【PHOTO】2017Jクラブ・新卒入団&昇格内定~高校・ユース編
【PHOTO】2017Jクラブ・新卒入団&昇格内定~大学編
 
新卒入団内定者(2016年12月25日時点)のリストは以下の通りだ。

【J1クラブ】
★コンサドーレ札幌
FW 菅 大輝(札幌U-18)
DF 濱 大耀(札幌U-18)
 
★ベガルタ仙台
DF 永戸勝也(法政大)

★鹿島アントラーズ
FW 安部裕葵(瀬戸内高)
DF 小田逸稀(東福岡高)

★柏レイソル
DF 橋口拓哉(流通経済大)
DF 古賀太陽(柏U-18)

★大宮アルディージャ
MF 山田 陸(大宮ユース)
DF 河面旺成(明治大)

★FC東京
MF 内田宅哉(FC東京U-18)
MF 鈴木喜丈(FC東京U-18)
DF 山田将之(法政大)
DF 岡崎 慎(FC東京U-18)
GK 廣末 陸(青森山田高)
GK 波多野豪(FC東京U-18)

★川崎フロンターレ
FW 知念 慶(愛知学院大)
MF 田中 碧(川崎U-18)
DF タビナス・ジェファーソン(桐光学園高)

★横浜F・マリノス
MF 吉尾海夏(横浜ユース)
DF 高野 遼(日本体育大)
GK 原田 岳(横浜ユース)
 
★ヴァンフォーレ甲府
MF 道渕諒平(明治大)
MF 曽根田穣(びわこ成蹊スポーツ大)
DF 小出悠太(明治大)
 
★アルビレックス新潟
MF 森 俊介(関西学院大)
DF 原 輝綺(市立船橋高)
DF 長谷川巧(新潟U-18)
 
★ジュビロ磐田
MF 藤川虎太朗(東福岡高)
MF 針谷岳晃(昌平高)
 
★清水エスパルス
DF 飯田貴敬(専修大)
DF 立田悠悟(清水ユース)
 
★ガンバ大阪
FW 食野亮太郎(G大阪ユース)
MF 高 宇洋(市立船橋高)
MF 高江麗央(東福岡高)
DF ペ・スンヨン(ボイン高/韓国)
 
★セレッソ大阪
GK 茂木 秀(桐光学園高)
DF 舩木 翔(C大阪U-18)
DF 森下怜哉(C大阪U-18)
MF 斧澤隼輝(C大阪U-18)
MF 大山武蔵(札幌大谷高)
FW 山内寛史(早稲田大)
FW 山根永遠(広島ユース)
 
★ヴィッセル神戸
GK 前川黛也(関西大)
MF 野田 樹(神戸U-18)
MF 安井拓也(神戸U-18)
FW 向井章人(神戸U-18)
 
★サンフレッチェ広島
MF 松本泰志(昌平高)
DF イヨハ理ヘンリー(広島ユース)
 
★サガン鳥栖
MF 石川啓人(鳥栖U-18)
FW 田川亨介(鳥栖U-18)
 

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