【G大阪】〝浦和キラー″のパトリックが決勝戦欠場。長谷川監督が明かす

2016年10月14日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

「遠征に帯同してないということは……」(長谷川監督)

屈強なフィジカルと圧倒的なスピードで、浦和撃破の原動力となっていたパトリック。大一番での欠場が悔やまれる。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 10月14日、翌日にルヴァンカップ決勝戦を控える、G大阪の長谷川健太監督と浦和のペトロヴィッチ監督が前日会見に臨んだ。
 
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 会見の最後に長谷川監督は、13日の練習中に右膝を負傷したと報道されたパトリックのコンディションについて言及。
 
「(怪我の)状態はまだ何とも言えませんが、遠征に帯同してないということは、明日(の決勝戦に出場するの)は難しいと思います」と、怪我の影響で今回の遠征には帯同していないストライカーの欠場を示唆した。
 
 今季は公式戦27試合でわずか2得点しか挙げられておらず、調子を落としていたパトリックだが、2014年にG大阪に加入して以降、浦和戦では6試合・4得点と相性は抜群。

 さらに、その4得点は、2015年のゼロックス・スーパーカップ、2015年の天皇杯、2015年のチャンピオンシップ・準決勝と、いずれもタイトルの懸かった試合で奪ったもので、今回の決勝戦でも活躍が期待されていた。
 
 G大阪は〝浦和キラー″を欠いて、因縁のライバルとの大一番に臨むことになりそうだ。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
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