ジーコ越えの活躍も大流血…ネイマールが良くも悪くも主役に

2016年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

顔半分が血で染まるほどのアクシデント。

肘打ち食らい右目脇を切り、流血したネイマールは結局、交代を強いられた。 (C) REUTERS/AFLO

 10月6日のロシア・ワールドカップ南米予選9節でブラジルは、ボリビアに5-0と快勝。同予選の3連勝を飾った。
 
 11分にネイマールが先制弾を叩き込み優位に立つと、26分にフィリッペ・コウチーニョ、39分にフィリペ・ルイス、44分にガブリエウ・ジェズスと前半だけで4得点を奪って試合を決定づける。75分にもロベルト・フィルミーノがダメ押しのゴールを挙げたブラジルは、ボリビアをまったく寄せ付けなかった。
 
 この試合で別格の動きをしたのが、1ゴール・2アシストを記録したネイマールだ。11分の先制点は自身のプロ通算300ゴール目と同時に、ジーコの記録を抜き歴代4位となるA代表の49ゴール目でもあった。
 
 チームを勝利に導くメモリアルゴールを決めたネイマールだったが、この日の引き際は痛々しいものとなってしまった。
 
 64分に敵陣左サイドでボールをキープした際に、正面から向かい合っていた相手FWのドゥクの肘が顔面にヒット。右目の外側あたりから流血し、顔の右半分が血で染まるほどのケガを負ってしまったのだ。さすがに倒れこんだネイマールはピッチに復帰できず、69分にウィリアンとの交代を強いられた。
 
 メモリアルゴールとまさかのハプニング交代。良くも悪くもネイマールはこの日の主役となってしまった。
 
◎ネイマール300ゴールの内訳
サントス:138ゴール
バルセロナ:95ゴール
ブラジル(年代別代表を含む):67ゴール
 
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