4試合で6600万円! アラダイスの不祥事退任で得した人は――

2016年10月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

1年分のサラリーをたった4試合で。

マルタ戦、スロベニア戦に向けて「楽しみにしている」と語ったサウスゲイト。年明け以降もA代表の指揮を執れるのか――。まずは初陣の出来に注目だ。 (C) Getty Images

 英紙『テレグラフ』のおとり取材に引っかかり、"脱法行為"を指南するなどしてイングランド代表監督を事実上解任されたサム・アラダイス。元代表のレジェンド、アラン・シアラーも「とんだお笑い草」と呆れたこの不祥事で思わぬ得をしたのが、U-21代表監督からの昇格で暫定監督の座に就いたガレス・サウスゲイトだ。
 
 10月8日のマルタ戦と同11日のスロベニア戦、11月11日のスコットランド戦(いずれもロシア・ワールドカップ予選)、同15日のスペイン戦(親善試合)と年内に予定されている4試合の指揮を執ることが当面決まっているが、この4試合の報酬が50万ポンド(約6600万円)。U-21代表監督としてのサウスゲイトの年俸は50万ポンドで、1年分のサラリーをたった4試合で手にすることになったのである。
 
 FA(イングランド・サッカー協会)は、年俸300万ポンド(約3億9600万円)というアラダイス前監督との契約をサウスゲイトにも適用し、いわゆる日割りでこの金額になった。
 
 後任監督人事について、FAはサウスゲイトも有力候補としている。
 
 EURO2016敗退後に辞任したロイ・ホジソン元監督の後任人事では、サウスゲイトは監督就任を望まないと距離を置いていた。
 
 
 
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