【J1ベストイレブン】MVPは “J最強のドリブラー”。ハットトリック達成の二名も選出|2nd・14節

2016年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

代表級のプレーを見せた横浜の齋藤が4ゴールに絡む。

【第2ステージ14節のベストイレブン】
横浜の齋藤と名古屋の永井が同じ左サイドでプレーしていたが、適性を考慮して永井を右サイドに配置した。

 J1リーグは10月1日に第2ステージ14節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。

【J1ベスト11 PHOTO|2nd・14節】4ゴールに絡んだ横浜のドリブラーがMVP。ハットトリックを達成した2名を選出
 
【選出理由】 
 "J最強ドリブラー"横浜の齋藤が、圧巻のパフォーマンスを見せた。38分、マルティノスのクロスに合わせて先制点を奪うと、47分にはゴール前のこぼれ球に反応して追加点を挙げる。さらに58分には、絶妙なスルーパスで前田のゴールをお膳立てし、82分にも浮き球のパスで富樫のダメ押し弾もアシスト。2ゴール・2アシストと計4ゴールに絡む活躍を見せた齋藤は、日本代表に追加招集された。採点は『7.5』。今節のMVPとした。
 
 攻撃陣では多くの選手が好パフォーマンスを見せるなか、その齋藤に劣らぬ活躍を披露した4名を選んだ。なかでも仙台のR・ロペスと名古屋の永井はハットトリックを達成。それぞれ仙台をJ1残留決定、名古屋を降格圏脱出に導く貴重なゴールを挙げた。また、神戸のレアンドロ、浦和の武藤も上位陣との大一番で出色の出来。レアンドロは2ゴール、武藤は1ゴールでチームの完勝に貢献した。

 2ボランチには大宮の横谷と神戸の藤田を選出。FKを含む2ゴールを挙げた横谷、攻守にわたって巧みにゲームをコントロールした藤田、ともに秀逸な出来を披露して勝利の立役者となった。

 また、最終ラインでは浦和の森脇が攻守両面で質の高いプレーを見せて、ほぼパーフェクトなパフォーマンスを披露。GKではFC東京の秋元が21本のシュートを浴びながらも無失点に抑えて、チームの"ウノゼロ"勝利に貢献している。

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