ケルンはモデストのダイナミックな同点ゴールから勢い付いた。
大迫はボールコントロール、動き、判断が良かっただけでなく、屈強な世界レベルの選手相手にも当たり負けせず、攻守で競り合いにも勝っていた。49分にはFKからヘディンシュートも放っている(枠外)。 (C) REUTERS/AFLO
10月1日(現地時間)、ブンデスリーガ第6節が行なわれ、ケルンは敵地で首位バイエルンと1-1で引き分けた。
ここまで3勝2分けと好調なケルンが、開幕5連勝のバイエルンの本拠地に乗り込んだ一戦は、予想通りと言うべきか、序盤からホームチームが攻勢に立った。
左右に揺さぶりをかけ、ロッベンらサイドアタッカーが速く鋭い突破からクロスを入れ、CFレバンドフスキがゴールを狙い、さらに後方からキミッヒ、ラフィーニャらがシュートを放つバイエルンは、ケルンを自陣に釘付けとする。
40分には、ベルナトの左からのクロスをキミッヒがダイビングヘッドで合わせてコースを変え、バイエルンはリードを奪って前半を終えた。
ケルンは守備に忙殺されるも、時折鋭い反撃も見せた。そこで中心となったのは、モデスト、大迫のFWコンビ。2試合連続でゴールを決めている好調・大迫は、バイエルンのDF陣相手にもしっかりボールをキープし、ボールを味方に繋いでみせた。
また、23分、33分には好機にも絡み、特に後者はモデストからのパスから決定機を迎えそうになったが、懸命に戻って来たシャビ・アロンソにカット(GKへバックパス)された。
後半も開始直後からバイエルンは攻勢。追加点を奪うために、トーマス・ミュラーを投入して攻めに厚みを加えるが、前半同様にフィニッシュの拙さとケルンDF陣の粘りの守り、そしてGKホルンのスーパーセーブによって、リードを広げられない。
これに対し、ケルンはボールを奪ってから縦に素早くボールを繋ぎ、王者バイエルンに冷や汗をかかせるようになる。大迫はポストとして機能し、しっかりボールを収めてスピーディーな攻撃の起点にもなった。
バイエルンが数あるチャンスを活かせず、やや攻撃が停滞していた63分、ケルンはリッセが右サイドから上げたクロスに対し、モデストがジャンプしながら目一杯に足を伸ばして合わせ、鉄壁の守護神ノイアーの牙城を破った。
このダイナミックなゴールで勢い付いたケルンは、ここからさらにカウンターが冴え渡るようになり、ボールポゼッションでは相手に上回られるも、ボールを奪うと、再三にわたってバイエルン・ゴールに迫るようになった。
大迫は68分にモデストからのパスにバランスを崩しながらも反応して味方に繋ぎ、好機に絡んだ他、82分、83分と立て続けにモデストにスルーパスを送るなど(1本目は惜しくもカットされ、2本目はオフサイド)、FW同士のコンビプレーでバイエルンの守備を切り裂こうと試みた。
そして自身は71分、うまくDFラインの裏に抜け出したところでスルーパスを受け、スピードに乗った状態からのシュートでノイアーを破ったものの、これはオフサイドと判定され、幻のゴールとなった。
大迫は88分で交代。その後、ケルンはアディショナルタイムにカウンターから交代出場のツォラーが独走し、決定的なシュートを放つもわずかに枠を外れ、大金星を取り逃がした。
とはいえ、無敗をキープするとともに、首位バイエルンの連勝を敵地でストップさせたことは称賛に値する。そして、そんなチームのなかで躍動し、存在感を示し続けた大迫も、3試合連続ゴールはならなかったとはいえ、及第点以上の高評価を与えられるだろう。
ここまで3勝2分けと好調なケルンが、開幕5連勝のバイエルンの本拠地に乗り込んだ一戦は、予想通りと言うべきか、序盤からホームチームが攻勢に立った。
左右に揺さぶりをかけ、ロッベンらサイドアタッカーが速く鋭い突破からクロスを入れ、CFレバンドフスキがゴールを狙い、さらに後方からキミッヒ、ラフィーニャらがシュートを放つバイエルンは、ケルンを自陣に釘付けとする。
40分には、ベルナトの左からのクロスをキミッヒがダイビングヘッドで合わせてコースを変え、バイエルンはリードを奪って前半を終えた。
ケルンは守備に忙殺されるも、時折鋭い反撃も見せた。そこで中心となったのは、モデスト、大迫のFWコンビ。2試合連続でゴールを決めている好調・大迫は、バイエルンのDF陣相手にもしっかりボールをキープし、ボールを味方に繋いでみせた。
また、23分、33分には好機にも絡み、特に後者はモデストからのパスから決定機を迎えそうになったが、懸命に戻って来たシャビ・アロンソにカット(GKへバックパス)された。
後半も開始直後からバイエルンは攻勢。追加点を奪うために、トーマス・ミュラーを投入して攻めに厚みを加えるが、前半同様にフィニッシュの拙さとケルンDF陣の粘りの守り、そしてGKホルンのスーパーセーブによって、リードを広げられない。
これに対し、ケルンはボールを奪ってから縦に素早くボールを繋ぎ、王者バイエルンに冷や汗をかかせるようになる。大迫はポストとして機能し、しっかりボールを収めてスピーディーな攻撃の起点にもなった。
バイエルンが数あるチャンスを活かせず、やや攻撃が停滞していた63分、ケルンはリッセが右サイドから上げたクロスに対し、モデストがジャンプしながら目一杯に足を伸ばして合わせ、鉄壁の守護神ノイアーの牙城を破った。
このダイナミックなゴールで勢い付いたケルンは、ここからさらにカウンターが冴え渡るようになり、ボールポゼッションでは相手に上回られるも、ボールを奪うと、再三にわたってバイエルン・ゴールに迫るようになった。
大迫は68分にモデストからのパスにバランスを崩しながらも反応して味方に繋ぎ、好機に絡んだ他、82分、83分と立て続けにモデストにスルーパスを送るなど(1本目は惜しくもカットされ、2本目はオフサイド)、FW同士のコンビプレーでバイエルンの守備を切り裂こうと試みた。
そして自身は71分、うまくDFラインの裏に抜け出したところでスルーパスを受け、スピードに乗った状態からのシュートでノイアーを破ったものの、これはオフサイドと判定され、幻のゴールとなった。
大迫は88分で交代。その後、ケルンはアディショナルタイムにカウンターから交代出場のツォラーが独走し、決定的なシュートを放つもわずかに枠を外れ、大金星を取り逃がした。
とはいえ、無敗をキープするとともに、首位バイエルンの連勝を敵地でストップさせたことは称賛に値する。そして、そんなチームのなかで躍動し、存在感を示し続けた大迫も、3試合連続ゴールはならなかったとはいえ、及第点以上の高評価を与えられるだろう。