【選手権予選】前回準優勝校が敗れる波乱。國學院久我山を下した帝京に名門復活の兆し

2016年09月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

稲垣(甲府)を擁した88回大会以来7大会ぶりの出場なるか

昨年、全国大会で多くの観客を魅了した名倉。3年生として臨んだ大会は予選敗退に終わった。写真:田中研治

 第95回全国高校選手権への出場をかけた都道府県予選が各地で始まり、東京都予選では前回大会準優勝の國學院久我山が初戦で敗れる波乱が起きている。
 
 昨年の全国大会で観客を魅了した名倉や澁谷が3年生となり、今年も國學院久我山は有力校のひとつに挙げられていたものの、名門復活に燃える帝京に0-1と惜敗。前回大会Bブロック決勝では、帝京を破って全国出場を決めたが、今回はリベンジを許す形となった。
 
 その國學院久我山を破った帝京は2回戦で第92回大会ベスト8の修徳も4-1で退けた。1回戦に続き2回戦でも強豪校を下した帝京は、10月15日に行なわれる3回戦でインターハイ予選準優勝の東海大高輪台と激突する。
 
 全国優勝6回の経験を持つ帝京が全国大会に出場したのは、第88回大会まで遡る。稲垣祥(現・甲府)を擁して臨んだものの、初戦敗退に終わった。昨年、國學院久我山が準優勝、駒澤大高がベスト8と東京勢が目覚ましい躍進を見せただけに、今年こそは7大会ぶりに全国大会への切符を手にして、「カナリア軍団」の復活をアピールしたいところだ。
 
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