闘莉王のパワープレーは不発…3失点の名古屋、勢い失う痛い敗戦

2016年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤の90+1分にトドメの3点目を食らう。

終盤に闘莉王を前線に挙げて勝負をかけたが……。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第2ステージ12節]名古屋1-3G大阪/9月17日(土)/豊田スタジアム
 
 J1第2ステージ12節の名古屋対G大阪が9月17日、豊田スタジアムで行なわれ、G大阪3-1で勝利した。
 
 先手を打ったのはG大阪だった。27分、相手陣内の右サイドでボール奪ったオ・ジェソクが、その勢いのままゴールライン際からクロスを供給。これを大森がニアで合わせて先制点を叩き込んだ。
 
 対する名古屋は41分、シモビッチのポストプレーからマイナスのパスを受けた永井が沈めて同点に追いつく。前半はそのまま1-1で終了した。
 
 後半に入ると、65分にG大阪が追加点を挙げる。左サイドを突破した井手口の絶妙なクロスを、ファーサイドで待ち受けていたアデミウソンがヘッドで叩き込んだ。
 
 1点のビハインドを背負った名古屋は、終盤に川又を投入し、さらに闘莉王を前線に挙げてロングボールを放り込むパワープレーを敢行。シモビッチの落としから闘莉王がシュートを放つ狙い通りの場面もあったが、ゴールには至らなかった。
 
 すると、アディショナルタイムの90+1分。G大阪がトドメの3点目を奪う。中盤から持ち上がった井手口がGK楢崎の位置を見極め、見事にコントロールされたミドルシュートを叩き込んだ。
 
 試合はそのまま3-1で終了。G大阪が第2ステージの勝点を26に伸ばし、第2ステージ2位に浮上した。一方の名古屋は、前節で新潟に勝った勢いを生かせず痛い敗戦。年間16位と降格圏に沈んだままだ。
 
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