岡崎、CL初出場はなるか? ラニエリは「シンジは常に100パーセント」と重要性を力説

2016年09月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

新たなライバル、スリマニの起用も?

今シーズンはまだノーゴールの岡崎だが、最前線でのプレッシングはラニエリのチームにとって欠かせない武器となっている。 (C) SOCCER DIGEST

 岡崎慎司の所属するレスターは9月14日(現地時間)にクラブ史上初のチャンピオンズ・リーグの舞台で、昨シーズンのベルギー王者のクラブ・ブルージュと対戦する。
 
 そのレスターの指揮官であるクラウディオ・ラニエリは今夏の移籍市場最終日に獲得したアルジェリア代表FWのイスラム・スリマニを起用することを示唆したと地元紙『Leicester Mercury』が伝えている。
 
 同紙によれば、ラニエリは9月13日に行なわれた会見で、「スリマニはプレーする準備ができている。だが、先発11人は今夜決める。もしかすると彼は先発して、少し疲れが見えたら交代させるかもしれない。もしかするとベンチスタートで、試合中に彼を投入する必要があるかもしれない」と明言は避けたが、新戦力となる大砲の起用をほのめかしたという。
 
 一方で、イタリア人指揮官は岡崎については、「シンジは常に100パーセントだ。たとえ良くない時でも全力でプレーしてくれる。私は彼のようなタイプを愛している」とコメントした。
 
 さらにラニエリは「守備でも、攻撃でも、味方へのサポートでも、得点する時でも、彼は我々にとって非常に重要な存在だ」と日本代表FWの重要性を力説した。
 
 エースのジェイミー・ヴァーディーはもはや唯一無二の存在であるため、FWの定位置に残されているのは1枠だ。そこにCLでのプレー経験も持つスリマニを入れるのか。それともCL出場経験はないものの、貢献度の高い岡崎を起用するのか。ラニエリの手腕に注目しよう。

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