【J2】好調の群馬を牽引する松下裕樹がJ2の8月度月間MVPに

2016年09月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

抜群の運動量でチームを牽引

抜群の運動量でチームに貢献した松下。讃岐戦ではロングシュートも決めた。(C)J LEAGUE PHOTO

 Jリーグは9月13日、8月度の月間MVPを発表。J2からは群馬の松下裕樹が選出された。なお、松下は初受賞となる。
 
 松下は8月に行なわれた全4試合にフル出場した。効果的なパスで攻撃にアクセントを加えると、守備では豊富な運動量でチームを牽引。28節の讃岐戦では約40メートルのロングシュートも決めた。攻守両面でチームを支える活躍で、群馬は残留争いから一歩抜け出す15位まで順位を上げている。
 
 Jリーグ選考委員会は松下を次のように評している。
 
「8月に行われた全4試合にフル出場し、チームの負けなしに大きく貢献。特に第28節(vs 讃岐)では、持ち前のキック力を生かしたロングシュートを決め、観客を驚かせた。昨年群馬に復帰すると、抜群の運動量とキャプテンシーでチームをけん引し続けており、7月末時点で20位と残留争いを続けるチームを攻守両面において支え、15位まで躍進させた原動力となっている」
 
 また、受賞した松下は次のようにコメントしている。
 
「このような賞をいただけることなど思ってもいなかったので、ビックリしています。8月の3連勝1分という成績のチームの代表として、この賞をいただけたものだと思っています。毎日、刺激を与えてくれるチームメイト、成長へ導いてくれる監督・コーチングスタッフ、手助けしてくれるトレーナー・ドクター・マネージャー・フロントスタッフ、チーム・クラブを支えてくださるスポンサー・ファン・サポーターの皆様、クラブ・チームに関わる全ての方に改めて感謝したいと思います。そしていつも支えてくれる家族にも。ありがとうございます。まだまだチームは厳しい状況ですが、これからも絶えることのない向上心とサッカーにかける想いを持ち、チームの勝利と成長、自分の成長と価値を高める為に、毎日努力し続けたいと思います」
 
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