バルサの選手寮で語り継がれる「久保の伝説」。“その腕前”はスペクタクルそのもの

2016年09月13日 サッカーダイジェスト編集部

マシアの中で特別な存在だったことを示す、ひとつのエピソード。

2013年U12ジュニアサッカーワールドチャレンジでバルサの一員として戦った頃の久保。写真:(C)SOCCER DIGEST

 FC東京のU‐18に在籍している久保建英は15歳でクラブユース選手権の得点王に輝くなど、偉業を打ち立てている。現在はU-16アジア選手権を戦う代表遠征に参加しているが、"飛び級"で「2020年東京五輪の主役にも!?」と期待される逸材は、バルサ時代に"ピッチ外"でも確かな足跡を残している。

 カンテラ(下部組織)担当記者としてバルサBと下部組織を中心に取材活動を続けているオリオル・ドメネク記者によれば、バルサのカンテラでプレーしていた当時の久保は「マシア」(ここではバルサの選手寮を指す。マシアはバルサの下部組織の総称でもある)でも人気者だったという。
 
 そんな久保がマシアの中で特別な存在だったことを示す、ひとつのエピソードがある。当時のマシアでは、久保と卓球で対戦するために、いつも長い列ができていたという。
 
 サッカーだけでなく、卓球でも類稀な才能を発揮した久保の"伝説"は、今も語り継がれている。複数の目撃談によれば、その腕前はサッカーと同様、スペクタクルそのものだったそうだ。

取材●オリオル・ドメネク(ムンド・デポルティーボ)
協力●豊福 晋(サッカーライター)
 
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