シュート22本で2点だけ… 決定力のなさにハリルが嘆き節「もっと取れた…」

2016年09月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「こんなにたくさんの決定機がある試合はそんなにない」

再三の決定機を逸し、終盤にようやく追加点を挙げて勝ち切った。ハリルホジッチ監督もフィニッシュの精度の低さを嘆いた。写真:サッカーダイジェスト

[ロシアワールドカップ・アジア最終予選]タイ 0-2 日本/9月6日/バンコク

 最終予選初勝利を挙げた日本代表のハリルホジッチ監督は、まずは勝利にホッと胸をなでおろした。

「心理的にコントロールが難しい試合だった。1試合目の後に大きなプレッシャーがかかって、そこから脱しなければならなかった」

 しかし勝利の安堵とともに、指揮官からは22本のシュートを放ちながら2得点に終わった試合を嘆く言葉が続く。
「勝利したことはよかったが、多くの決定機を作っていたので、もっと点を取れた。こんなにたくさんの決定機がある試合は、これからそんなにないと思う」

 23分には浅野からの折り返しを、ゴールに押し込むだけだった本田が空振り。これにはハリルホジッチ監督もタオルをベンチに向かって投げつけ、怒りをあらわにした。

 初戦の黒星を勝利で取り返した日本だが、次戦のホーム・イラク戦(10月6日)、アウェー・オーストラリア戦(10月11日)に向けて、まだまだ安心できる状況ではないようだ。

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