バロテッリの代理人、リバプールのクロップ監督に「ク×野郎!」

2016年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

代理人は古巣の監督を口撃、バロテッリ本人は古巣のOBに応戦。

批判や不安視する声は多いが、バロテッリはニースでのプレーでそれに反論することができるか!? (C) Getty Images

 8月31日の移籍市場最終日に、マリオ・バロテッリは、リバプールからフランス・リーグアンのニースへの移籍を果たした。
 
 母国イタリアのキエーボ、サッスオーロの他、トルコや中国のクラブへの移籍も噂されながら、なかなか行き先が決まらなかったが、最後の最後でようやくプレーする場を得た。
 
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、バロテッリの代理人ミーノ・ライオラは「イタリア、ドイツ、イングランド、スペインという選択肢もあったが、とても面白く、攻撃的なサッカーを展開するリーグ・アンを選んだ」と語っている。
 
「彼の目標はイタリア代表復帰だが、今は早くピッチに立ち、ニースで良いパフォーマンスを見せることだけに集中している」と続けたライオラだが、これまでの所属先であるリバプールの話になると、その舌鋒は鋭くなった。
 
 特に、バロテッリを早々に戦力外とした監督のユルゲン・クロップに対しては、汚い言葉を使って批判を展開している。
 
「コーチとしての彼を評価することはしないが――自分としては、彼が良いコーチだとは思えないが……――、それ以前に彼はマリオがひとりの人間であることも理解できなかったようだ」
 
「マリオは模範的であり、文句ひとつ言わずにひとりでトレーニングに取り組んでいた。クロップのやり方は間違っている。彼はク×野郎だ!」
 
 ズラタン・イブラヒモビッチ、ポール・ポグバらの移籍をまとめ上げた敏腕代理人は、自らのクライアントを"粗末に扱った"指揮官への不満と怒りを抑えられなかったようだ。
 
 一方、バロテッリは、以前から彼を批判し、ニース移籍についても「フリーでも高い買い物」などと揶揄したリバプールOBで元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガーに対し、自身のツイッターで「彼はバッドプレーヤーであり、ワンダフルなヘイターだ」と応戦している。
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