９月１日、ロシアワールドカップ・アジア最終予選グループBのオーストラリア対イラクが行なわれ、ホームのオーストラリアがイラクに２-０で勝利した。
 
　立ち上がりからオーストラリアが攻勢に出た。キックオフと同時に細かいパスワークからシュートに持ち込みイラクゴールを脅かすと、その後もマシューのヘディングシュートがポストを叩くなど、ホームのオーストラリアが試合を優位に進めた。
 
　互いに得点を奪えないまま迎えた後半、オーストラリアに待望の先制点が生まれる。58分、右サイドでボールを受けたジュリッチが相手DFをかわしクロスを上げると、ファーサイドに流れたボールをルオンゴが押し込んだ。
 
　先制点を奪ったオーストラリアは64分、CKのチャンスを得る。キッカーのムーイが左からボールを送ると、ゴール前のジュリッチが右足で合わせオーストラリアが追加点を奪った。試合はそのまま２-０で終了。オーストラリアが初戦を白星で飾った。
 
　また、日本の試合以外のグループBのもう１試合はサウジアラビアがホームでタイを１-０で下し、白星を挙げている。９月６日の次戦は、イラクがサウジアラビア、タイが日本、UAEがオーストラリアをホームに迎える。