トリノがハートをレンタルで獲得! 「僕はトリノで多くのことを学ぶ」と意気込む

2016年08月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「トリノからのオファーは誠実なものだった」(ハート)

レンタルとはいえ、10シーズンプレーしたマン・Cを離れ、トリノへの移籍を決めたハート。少なくない課題を抱えるが、GK大国で己を磨きたい。 (C) Getty Images

 8月31日、トリノが公式サイトでマンチェスター・Cからイングランド代表GKのジョー・ハートを1年間のレンタルで獲得したことを発表した。
 
 2006年にシュルーズベリー・タウンからマンチェスター・Cに加入したハートは抜群のシュートストップ能力を武器にプレミアのゴールデングローブ賞を4度受賞(2010-11, 2011-12, 2012-13, 2014-15)するなどリーグ屈指のGKに成長した。
 
 しかし、今シーズンは、GKにも足下の技術を求める新監督のジョゼップ・グアルディオラの下で出番を与えられず、ウィリー・カバジェロに正GKの座を奪われた。さらにチームがバルセロナからチリ人GKのクラウディオ・ブラーボを獲得したことで、3番手に降格し、事実上の構想外と考えられていた。
 
 セリエAが創設された1929年以降では、史上初のイングランド人GKとなるハートは公式サイトを通じて、「突然、僕のキャリアはターニングポイントを迎えた。でも、トリノからの申し出は適切なタイミングで、誠実なものだったからサインしたよ」と移籍の理由を明かした。
 
 さらにハートは、「セリエAのような重要かつ美しいリーグで挑戦できることに興奮している。イタリアのGKの伝統は誰もが知っているし、僕はトリノで多くのことが学べると確信している」と新天地での活躍に自信を漲らせた。
 
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