ラニエリが攻守に奔走した岡崎を大絶賛!「シンジのレスターでのキャリアでもベスト」

2016年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

現地紙は二度のミスショットを指摘。

豪雨でピッチコンディションが悪いなかでも、懸命に戦った岡崎。無得点に終わったものの、その姿勢は高く評価された。 (C) Getty Images

 現地時間8月27日プレミアリーグ3節で、レスターはスウォンジーを2-1で下し、今シーズン初白星を手にした。
 
 この試合でレスターに違いをもたらしたのが、2試合連続でスタメン出場した岡崎慎司だ。
 
 最前線からのチェイシングでいつものようにチームの守備をサポートすれば、攻撃面でも43分に相手ゴールに迫る強烈なミドルシュートを放ち、55分には果敢な仕掛けからPKを奪取した。
 
 試合途中から強まった豪雨のなかでも、運動量を落とすことなくピッチを走り続けた岡崎には、80分にベンチに退く際にスタンドから万雷の拍手が送られた。
 
 指揮官のクラウディオ・ラニエリは、試合後の会見で岡崎について「シンジのレスターでのキャリアの中で最高の試合の一つだったね」と褒めちぎった。
 
 また、地元紙『Leicester Mercury』も岡崎に対し、採点7高評価。「ジェイミー・ヴァーディーと素晴らしい関係性を披露した」と綴り、エースとの連携面にも言及した。
 
 しかし一方で同紙は、ミドルシュートとリャド・マハレズがPKを止められた直後のこぼれ球を相手GKの正面に蹴ってしまったシーンついて、「PKのはねかえりは押し込むべきだった」と指摘した。
 
 今シーズンはここまで出場した3試合で得点こそないものの、キレのある動きを見せている岡崎について日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「代表とクラブでは全く役割が違う」と公言している通り、9月1日のUAE戦と9月6日のタイ戦ではゴールが求められる。はたして、日本に歓喜をもたらす一発を決めることができるだろうか。

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