「自分にボールが入ったら、チャンスができている」23歳日本人MFがドイツで躍動中!指揮官に直接評価を尋ねると…「ものすごく重要な選手。素晴らしい成長を遂げている」【現地発】

2026年01月14日 中野吉之伴

「今年はもうちょいエゴイストに打っていこうと」

トップ下のレギュラーに定着した鈴木。(C)Getty Images

 鈴木唯人がプレーするフライブルクは、26年初戦となったブンデスリーガ16節のハンブルガーSV戦に2-1で勝利した。相手に先制点を許したが、51分にハンブルクDFダニエル・エルファドリが2枚目のイエローカードで退場したこともあり、逆転勝ちを収めている。

 トップ下で先発した鈴木はフル出場。相手守備ライン間にクレバーに顔を出し、味方からタイミングよくパスを受けては鋭いシュートや効果的なパスで攻撃を次々にけん引している。25年時と比べると、さらに味方との息はあっているようにみえる。本人もその点について、手ごたえを感じているようだ。

「日頃から口を酸っぱくして求めていますし、シーズン前半で『自分のところにボールが入ったら、チャンスができている』というのを、チームメイトも少しは分かってくれていると思います。そういうことの積み重ねが、いま、チームメイトが見てくれている、僕を探してくれていることの要因だとは思います」

 また、この日は前半だけでシュート3本を放つなど、チーム最多となる5本のシュートを記録。そのすべてが惜しいものだった。鈴木は足元に収めたボールを置き直さなくても、鋭い振りで的確にミートをして、高い確率でゴール枠をとらえることができるのが特徴だ。

「今年はもうちょいエゴイストに打っていこうと思っています。結果を求めるところもそう。もちろん、プレー判断とかはその中で求めないといけないですけど、打てるタイミングがあれば、そこは自分で行こうと思っています」
 
 フライブルクは決して得点力が高いクラブではない。得点を量産するタイプのCFが起用されているわけでもない。チーム戦術を大事にハイレベルで遂行し、チームワークでチャンスを作り、ゴールを狙うのがスタイル。そんななか、相手守備のずれを作り出し、変化を持たらし、ゴールを強襲できる日本代表MFの存在はとても大きいのだ。

 試合後、ユリアン・シュースター監督に直接印象を尋ねてみたら、「チームにとってものすごく重要な選手だよ。素晴らしい成長を遂げている」と、笑顔で即答してくれた。

 そして23歳のアタッカーはいまに満足することなく、貪欲な成長を求めて取り組むことを口にしていた。

「まだまだ精度のところが。シュートもそうですし、ボールを受けてからのところも上げていかないといけない。これから試合が続いていくにつれて、もっとよくなってくるのかなと思います」

 この試合の勝利でリーグ上位への足掛かりを作り、ヨーロッパリーグのグループリーグでは現在5位で決勝トーナメント進出目前。ドイツカップでは準々決勝へコマを進めている。ここからさらに上のステージに行くうえで、鈴木がどんどんチームに馴染んで、素晴らしいプレーをコンスタントに披露しているのはとてもポジティブな要素だろう。

 さらなる活躍が楽しみでしょうがない。

取材・文●中野吉之伴

【記事】「日本が最強だ」「レベルが違う」アジア王者の弟分に完勝!"10-0"で首位通過の日本に韓国驚愕!「韓国にも6-0で勝つ」「もはや我々のライバルではない」【U-23アジア杯】

【記事】「日本の大ヒットだ」1位エムバペ、2位ハーランド…日本人エースがなんと5位!世界の"ストライカー格付け"に韓国メディアが仰天!「ラウタロより上位」

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事