【選手権】取材ライターが選ぶ「下級生ベスト11」! 193センチのU-17タイ代表GKが主役に。半端ない流経大柏DFのポテンシャル、唯一の1年生は…

2026年01月14日 松尾祐希

初の全国舞台で堂々プレーの“赤い彗星”レフティ

高校サッカーに精通する松尾氏がセレクトした「下級生ベストイレブン」。(C)SOCCER DIGEST

 昨夏のインターハイに続いて日本一となった神村学園(鹿児島)の初優勝で幕を閉じた第104回高校サッカー選手権。決勝ではチケットが完売し、国立競技場には大会史上最多となる6万142人が詰めかけた。"最後の冬"に懸けた3年生たちが大舞台で輝きを放った一方、印象的な活躍を見せた下級生の存在も際立った。

 本稿では、ひと際インパクトを残した次なる主役候補として注目したい俊英たちをベストイレブン形式で紹介。育成年代に詳しい、今大会を取材したサッカーライターの松尾祐希氏に、来季の飛躍を予感させるポテンシャルを秘めた有望株たちをセレクトしてもらった。

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GK
プムラピー・スリブンヤコ(鹿島学園/2年)
タイからやってきた留学生が主役となった。昨年4月のU-17アジアカップにU-17タイ代表として出場した193センチの大型GKは、リーチの長さを活かしたシュートストップやハイボール処理で存在感を発揮。チーム初となるファイナル進出の原動力となった。
 
DF
メンディー・サイモン友(流経大柏/2年) 
昨秋のU-17ワールドカップでブレイクした注目株のポテンシャルは半端なかった。セネガルとギニアにルーツを持つ父から譲り受けた身体能力をフル活用し、エアバトルで無類の強さを披露。スピードでも相手を圧倒しており、海外クラブも含めて争奪戦になっている実力を余すことなく見せつけた。

吉田龍悟(帝京長岡/2年)
3バックの右CBに入り、強度の高い守備で攻撃的なチームを最後尾から支えた。ビルドアップも安定感が増し、的確なポジショニングと正確なパスで出発点の役割を全う。ベスト8敗退に終わったが、来季の飛躍を予感させるパフォーマンスだった。

小熊亮輔(東福岡/2年)  
豊富な運動量と正確な左足で違いを生んだ"赤い彗星"のレフティは、初の全国舞台で堂々たるプレーを見せた。サイドハーフにも対応できるほどの攻撃センスでチャンスに絡み、秋田商との2回戦では1アシスト。守備の強度をさらに高めれば、次のステージも見えてくるはずだ。

大徳剛矢(流経大柏/2年)
夏のインターハイは4バックの真ん中、今大会は右SBでもプレーした俊英は、身体を張った守備で力を示した。3年生主体で選手層が厚いチームにおいて4試合・190分の出番を得ており、今冬の経験を活かして来季は絶対的な存在になれるか。
 

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