“成人の日”は異国の地で。地元の友からエネルギーをもらってGS最終戦へ、U-23アジア杯で副主将の20歳・梅木怜が決意表明【現地発】

2026年01月13日 松尾祐希

“20歳の誓い”を明かす

梅木がサウジアラビアで迎えた成人の日に決意を語った。写真:松尾祐希

 2連勝で首位通過。グループステージ1試合を残し、大岩剛監督が率いる若き日本代表はノックアウトステージ進出を決めた。サウジアラビアで開催中のU-23アジアカップでの目標は"優勝"。頂点に向かって順調に航海を続けるU-23日本代表(今大会はロス五輪を目ざす21歳以下の選手でチームを構成)が、最終節のカタール戦に向けて最終調整を行なった。

 試合前日となった1月12日のトレーニングには、22名の選手が参加。石渡ネルソン(C大阪)は室内で別メニューとなったが、冒頭15分の公開となった夕刻からの練習で選手たちは汗を流した。

 雰囲気も良く、緩んでいる空気は一切ない。グループステージ3連勝で次のラウンドに進みたいという欲が、「3試合無失点で予選突破したい」というDF梅木怜(今治)の言葉からも見て取れた。

 一方で前日は出場機会が限られていた4名の選手(GK小林将天/FC東京、GK濱﨑知康/明治大、DF土屋櫂大/福島、FW石橋瀬凪/湘南)はグラウンドで調整したが、残る19名の選手は室内で各自リカバリーを行ない、午後はフリーとなった。

 久々の"半休"に選手たちは思い思いの時間を過ごしたなかで、12日が成人の日とあって、地元の仲間との交流をオンラインで楽しんだ選手もいる。そのひとりが梅木だ。和歌山県出身の背番号2は生まれ育った地域が11日に"二十歳の集い"を行なっていた関係で、ほかの選手たちとは一足早く、旧友たちに連絡を取って昔話などに花が咲かせたという。
 
「ちょっと電話をして、友達と話ができた」

 嬉しそうに振り返った梅木。20歳を迎えた昨シーズンは飛躍の年となり、クラブではJ2で30試合に出場。昨年9月下旬からはU-20ワールドカップで貴重な経験を積んだ。今までにない時間を過ごし、サッカー選手としても社会人としても大人の階段を登りつつある。

「20歳なので、いろんな人に対して感謝を忘れずにいたい。ピッチでプレーできていることに感謝して、日々の生活を送っていきたい。自分自身もレベルアップしていきたいなって思います」

"20歳の誓い"を明かしてくれた梅木。13日にはグループステージ最終戦が待っている。シリアとの初戦(5−0)は先発出場したが、続くUAEとの第2戦(3−0)は出場機会なし。そのため、エネルギーは蓄えられており、今や遅しと出番を待っている。

 右SBが本職ながら今大会は左SBでの起用が続いているものの、新たなポジションにも順応。「日本のために戦えるなら、左サイドでもプレーしたい。左はやったことがあるので、しっかり自分らしさを出せれば」と可能性を広げつつある。

 また、副キャプテン抜擢には「ミーティングで発表された時は『ん?』ってなった」と驚きを隠せなかったというが、大役もきちんとこなしており、「しっかりと責任と覚悟を持ってやりたい」と代表で主軸を担う自覚が増してきた。

 持ち前のスピードと守備の強度で日本を勝利に導けるか。ロス五輪世代の成長株は新たな自分と出会うべく、サウジアラビアの地で挑戦を続けていく。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

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