三笘薫、久保建英、中村敬斗ではない。国立で敗れてなお異彩を放った俊足ドリブラーが手本にする“意外な日本代表戦士”は?【選手権/準決勝】

2026年01月11日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

神村学園戦で圧倒的なパフォーマンス

巧みなドリブルが光った根木。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[高校選手権・準決勝]神村学園(鹿児島)1(9PK8)1 尚志(福島)/1月10日/MUFGスタジアム(国立競技場)


 高校選手権の準決勝で尚志(福島)が神村学園(鹿児島)にPK負け。前半5分に先制しながらも後半28分に追いつかれた結果、PK戦で8−9と敗れた。

 それでも尚志の戦いぶりは評価されるもので、なかでも攻撃の起点として際立った存在感を示したのが9番の根木翔大だ。前半5分に見事なチャンスメイクで岡大輝のゴールをアシストし、その後も抜群のスピードと巧みなフェイントで相手を翻弄したパフォーマンスは、会場の視線を集めるほど圧倒的だった。自身の出来について、本人は以下のように話していた。

「要所要所でのドリブルからのチャンスメイクや、相手の8番に決定的な仕事をさせなかった部分は多少できたのかなと。そこは自分でも評価したいですね」
 
 そのドリブルは独特で、三笘薫、久保建英、中村敬斗のそれではない。果たして、根木は誰を手本にしているのか。答として挙がったのは予想もしなかった"意外な日本代表戦士"だった。

「今日は右サイドでしたが、普段はFWをやっているので、古橋(亨梧)選手とか。サイドの時は伊東(純也)選手のスピードの使い方やクロスの上げ方はお手本にしています」

 神村学園にとって明らかに脅威となり、異彩を放った俊足ドリブラー。将来、日本代表で伊東のような活躍ができるか。飛躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

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