現場ではまさかの事態が
U-23日本代表は初戦で5発快勝。上々の滑り出しも、大関は反省を口にした。写真:佐藤博之
[U-23アジア杯]日本5−0シリア/1月7日/King Abdullah Sports City Hall Stadium
気温は30度以上で、湿度も想像以上にない。口は乾き、まさに"中東"という環境下でのゲーム。それでも、2028年夏のロス五輪をターゲットとするU-23日本代表(今大会は21歳以下で構成されたチーム)は動じずに戦い抜いたが、少なからず課題も露呈する初陣となった。
1月7日に行なわれたU-23アジアカップのグループステージ初戦。シリアとの一戦で大岩ジャパンは、MF佐藤龍之介(FC東京)が2ゴールを含めて4得点に絡む活躍を見せ、5−0で勝利を収めた。
スコアだけを見れば、上々の滑り出し。2年後に予定されているロス五輪の最終予選を兼ねたU-23アジアカップで第1ポッドを目ざし、アジア制覇奪取を目論むチームとしては好スタートを切ったと言える。
しかし、チームに浮かれた様子はない。試合後、取材に応じたA代表経験を持つMF大関友翔(川崎)は「止めてからすぐに打ちたかったけど、少しトラップが流れたのと、踏み込みのところで少しボールが遠いと感じた。ひとつためてみたら意外とコースが開けたので」と先制点の場面を冷静に振り返りつつ、課題を口にした。
それが大関の先制点直後に起こった事象である。
ネットを揺らしたチームはゴールを祝福するため、大関のもとに駆け寄って喜びを分かち合った。その後、選手たちは乾いた喉を潤すべく、日本ベンチに向かっていく。しかし、ボトルを手に取り、水を飲んでいた最中に予想外の出来事が起こる。日本の選手がポジションについていないなかで、主審が試合再開のホイッスルを吹いたのだ。
気温は30度以上で、湿度も想像以上にない。口は乾き、まさに"中東"という環境下でのゲーム。それでも、2028年夏のロス五輪をターゲットとするU-23日本代表(今大会は21歳以下で構成されたチーム)は動じずに戦い抜いたが、少なからず課題も露呈する初陣となった。
1月7日に行なわれたU-23アジアカップのグループステージ初戦。シリアとの一戦で大岩ジャパンは、MF佐藤龍之介(FC東京)が2ゴールを含めて4得点に絡む活躍を見せ、5−0で勝利を収めた。
スコアだけを見れば、上々の滑り出し。2年後に予定されているロス五輪の最終予選を兼ねたU-23アジアカップで第1ポッドを目ざし、アジア制覇奪取を目論むチームとしては好スタートを切ったと言える。
しかし、チームに浮かれた様子はない。試合後、取材に応じたA代表経験を持つMF大関友翔(川崎)は「止めてからすぐに打ちたかったけど、少しトラップが流れたのと、踏み込みのところで少しボールが遠いと感じた。ひとつためてみたら意外とコースが開けたので」と先制点の場面を冷静に振り返りつつ、課題を口にした。
それが大関の先制点直後に起こった事象である。
ネットを揺らしたチームはゴールを祝福するため、大関のもとに駆け寄って喜びを分かち合った。その後、選手たちは乾いた喉を潤すべく、日本ベンチに向かっていく。しかし、ボトルを手に取り、水を飲んでいた最中に予想外の出来事が起こる。日本の選手がポジションについていないなかで、主審が試合再開のホイッスルを吹いたのだ。
主審のジャッジに疑問が残るところもあるが、慌てて戻った選手たちは左サイドに展開されたボールを追いかけ、なんとか体制を作り直して事なきを得た。
しかし、DAZNの中継ではキックオフから5秒後までゴールのリプレイ映像が流れており、何が起こったか分からない視聴者も多かったかもしれない。現場ではまさかの事態が起こっており、一歩間違えれば、素早く攻め込まれてフィニッシュに持ち込まれていた可能性は否定できない。そのシーンについて、大関は反省を踏まえてこう話す。
「喜び過ぎて、すぐに(試合が)始まっていた。審判に言っても英語で話していたので、何を言っているか分からないところもあった。(相手は)早く始める意図があったと思うので、そこは少し教訓になったし、あれで失点をしていたら、もったいない。次につながるシーンだった」
以降は得点後に早く始めさせないために、キャプテンのCB市原吏音(大宮)がボールを即座にセットできないように動いていたが、先制点直後のような油断は命取りになる。言語が異なる国際試合では審判の判断基準を確認できないことも多いため、一つひとつのプレーに細心の注意を払わなければならない。そうした経験が初戦でできたのは大きな意味があった。
大勝したからこそ向き合うべきチームの課題を踏まえて、次戦はどのような戦いを見せるのか。ロス五輪を目ざす大岩ジャパンの戦いはまだ始まったばかりだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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しかし、DAZNの中継ではキックオフから5秒後までゴールのリプレイ映像が流れており、何が起こったか分からない視聴者も多かったかもしれない。現場ではまさかの事態が起こっており、一歩間違えれば、素早く攻め込まれてフィニッシュに持ち込まれていた可能性は否定できない。そのシーンについて、大関は反省を踏まえてこう話す。
「喜び過ぎて、すぐに(試合が)始まっていた。審判に言っても英語で話していたので、何を言っているか分からないところもあった。(相手は)早く始める意図があったと思うので、そこは少し教訓になったし、あれで失点をしていたら、もったいない。次につながるシーンだった」
以降は得点後に早く始めさせないために、キャプテンのCB市原吏音(大宮)がボールを即座にセットできないように動いていたが、先制点直後のような油断は命取りになる。言語が異なる国際試合では審判の判断基準を確認できないことも多いため、一つひとつのプレーに細心の注意を払わなければならない。そうした経験が初戦でできたのは大きな意味があった。
大勝したからこそ向き合うべきチームの課題を踏まえて、次戦はどのような戦いを見せるのか。ロス五輪を目ざす大岩ジャパンの戦いはまだ始まったばかりだ。
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