18試合ぶりの勝利が目前でスルリ…新生・名古屋が90+1分の失点で痛恨ドロー

2016年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

アディショナルタイムに、FC東京の中島に決められて勝利を逃す。

前半終了間際の45分に先制した名古屋だが、90+1分に失点して勝利を逃した。写真:徳原隆元

[J1第2ステージ10節]名古屋1-1FC東京/8月27日/豊田

 J1第2ステージ10節の名古屋対FC東京戦が8月27日、豊田スタジアムで行なわれ、1-1の引き分けに終わった。

【名古屋1-1FC東京PHOTO】新体制の名古屋はドロー発進。FC東京はリオ五輪メンバーの中島が同点弾

 ジュロブスキー新体制の名古屋は、1トップに野田、2列目に左から永井、田口、小川、川又が並ぶ4-1-4-1を採用。1トップに抜擢された野田が結果を出した。
 
 先制点が生まれたのは前半終了間際の45分。サイドチェンジを受けた左SB安田がドリブルでペナルティエリア付近まで持ち込み、田口にマイナスのパスを供給。これを受けた田口がダイレクトでミドルシュートを放つと、GKが弾いたボールに野田が詰めてネットを揺らした。
 
 名古屋はこれが第1ステージ17節のG大阪戦以来、10試合ぶりの先制点。古巣復帰を果たした闘莉王がスタンドで見守るなか、名古屋が1点リードで前半を折り返した。
 
 後半に入るとジュロブスキー監督は58分に川又に代えて矢野、64分に野田に代えて和泉を投入する。これで前線の運動量を確保し、全体が連動するプレッシングの強度を保った。
 
 その後、怪我で酒井がピッチを退くアクシデントに見舞われたものの、84分にカウンターを食らった場面では、田口が懸命に自陣ゴール前まで戻ってゴールを死守。気持ちのこもった守備を見せた。

 しかし90+1分、FC東京の中島にミドルを決められ、ついに失点を喫した。
 
 試合はそのまま1-1で終了し、勝点1を分け合う結果に。名古屋は18試合ぶりの勝利にあと一歩まで迫っていただけに、悔しい引き分けとなった。
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