「めちゃくちゃ強かったな」神村学園9番に4発を叩き込まれ完敗…日藤指揮官の実感「国立って遠いんですね。なんか難しいな」【選手権】

2026年01月04日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「歴史を変える、動かす力があったのに…いや本当、自分の力不足ですね」

日大藤沢は神村学園に1-4で敗れた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 1月4日に開催された高校サッカー選手権の準々決勝で、日大藤沢(神奈川)が神村学園(鹿児島)とUvanceとどろきスタジアムby Fujitsuで対戦。1-4で敗れ、2014年度に記録した過去最高と並ぶベスト4に辿り着くことはできなかった。

 前半29分と後半13分にFW倉中悠駕(3年)に被弾し、2点を追うなか、後半17分にDF小林昴瑠(3年)が今大会無失点だった神村学園の堅守をこじ開け、1点差に。反撃ムードが高まり、スタンドの大応援団の勢いも増したが、それ以上は得点できず。逆に、後半23分と25分にも9番の倉中にネットを揺らされ、最終的には力の差を見せつけられた。

 プロ内定者3人を擁するインターハイ王者の壁は高かった。日大藤沢を率いる佐藤輝勝監督は、率直にこう語った。

「めちゃくちゃ強かったなというのが神村さんの印象ですね。もちろん、対策も考えましたけど、もう真っ向勝負で、自分たちらしく前からボールを奪う、ゴールを奪うことを1年間やってきたので、そのことはすごく勇気を持ってやってくれた選手を誇りに思っています。それでもやっぱり"際"のところ。このゲームを想像して磨いてきたけど、一歩二歩相手の方が上で、それが失点に繋がってしまったのかなと思っています」
 
 聖地・国立で行なわれる準決勝に進むことはできなかったが、佐藤監督は選手の頑張りを非常に高く評価している。

「本当に選手はよくやってくれた。それでも足りないことをしっかり知れたことがすごく良かった。戦いに行かなかったら気付けないことがたくさんあった。財産に変えて、次は必ず...国立って遠いんですね。なんか難しいな。いつか国立でプレーできるようなチームに鍛え上げていきたいです。

 上手くいかない時に逃げずに向き合って、そこからの成長が非常に大きかった。『高校生ながらすごいな』と。困難や苦難が成長に繋がることがよく分かった。歴史を変える、動かす力があったのに...いや本当、自分の力不足ですね。これだけのチームを預かったんですけど...神村さんを10人にしてくれれば勝てたかもしれない(笑)。冗談はいいとして、本当に誇りに思うぐらい力を出してくれました」

 悔しさと誇りを胸に、再出発。朗らかで情熱溢れる指揮官のもと、日藤は再び新たな歴史に挑む。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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