仰天入閣! 元フランス代表アンリがベルギー代表のアシスタントコーチに!

2016年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

新生ベルギーの初陣はスペイン戦。

アーセナルでのコーチ業を辞めてから解説活動に専念していたアンリは、再び現場に戻るわけだが、『SKY SPORTS』との契約が残っているため兼任業は続きそうだ。 (C) Getty Images

 ベルギー・サッカー協会は8月26日、元フランス代表FWのティエリ・アンリをアシスタントコーチに招聘すると発表した。
 
 今年3月にUEFAの指導者ライセンスAを取得したアンリは、アーセナルU-18でコーチを務めていたが、7月12日にトップチームのアーセン・ヴェンゲル監督から「解説業を辞めてクラブでの活動に専念すること」を要求されたため、古巣コーチを辞職していた。
 
 現在もイギリス・メディア『SKY SPORTS』で解説をしているアンリ。ベルギー代表と並行してテレビに出続けるかは明らかになっていないが、今回の発表を受けて、自身のツイッターで「ベルギーのアシスタントコーチになれるなんて名誉なことだ。ロベルト・マルティネスに感謝するよ。とても興奮しているし、待ちきれないね」と喜びのコメントを残している。
 
 ベルギー代表は優勝候補として期待されたEURO2016で、ベスト8に敗退に終わり、大会終了後にマルク・ヴィルモッツ監督を解任。新指揮官として8月5日、スペイン人指揮官のロベルト・マルティネスの就任を発表していた。
 
 そのマルティネスは、「アンリは勝つために何をすべきかを知っている。そして1998年のワールドカップで優勝するなど、偉大な経験を持っている。何か違いをもたらしてくれるのは間違いない」と語り、サッカー界のレジェンドと言えるストライカーの招聘理由を明かしている。
 
 アーセナルやバルセロナで活躍した名ストライカーの入閣で、ベルギー代表はどのようなチームに変貌するのか。新生ベルギーの初陣は、9月1日に開催されるスペインとの国際親善試合となる。
 
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事