「自信を失っている」まさかのリーグ無得点…日本人FWの苦境に伝説ストライカーが意見 物議を醸す古巣復帰説には「誰よりもはるかに優れているが…」

2025年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「大一番に強い選手と証明してきた」

セルティックでは3年半で85ゴールを挙げた古橋。(C)Getty Images

 セルティックと古橋亨梧は再びタッグを組むべきか。復帰の噂が流れてから、議論は尽きない。

 レジェンドOBのクリス・サットンは、かつて不動のエースだった古橋を評価している。約1年前に退団して以降、レンヌやバーミンガムでリーグ戦無得点と苦しんでいることを承知のうえで、現在セルティックに所属するメンバーを上回る選手だと述べた。ただ、移籍の実現そのものには懐疑的なようだ。

 元イングランド代表FWは地元紙『Daily Record』のコラムで、古橋について「自信を失っているのは明らかで、おそらくはスコットランドで過ごした大半の頃のような選手ではなくなっている。セルティックでの最後の半年でも衰えの兆候があったと言う人もいるかもしれない」と話した。

「だがそれでも、私ならすぐに彼を戻すだろう。理由はシンプルな事実だよ。彼は今でも、現在のセルティックの誰よりもはるかに優れているだろう」

「キョウゴはセルティックで大一番に強い選手と証明してきた。この環境で活躍し、チームが最も必要としていたときに活躍した。カップ戦決勝やダービー、欧州の舞台だ」
 
 そのうえで、サットンは「ただ、私は実現を疑っている。彼自身がグラスゴーに戻ることを望んでいるだろうか?」と続けている。

「また、キョウゴの穴埋めを1年かけてキョウゴでするとなれば、補強担当が仕事をしていなかったと認めることにもなるだろう。スカウトしているストライカーは必ずいるはずだ。セルティックは1月の移籍市場で早々に少なくともひとりはストライカーを獲得することが強く必要とされている」

「キョウゴであろうが、ほかの選手だろうが、ウィルフリード・ナンシー監督の獲得希望リストの最優先にあるべきなのはストライカーだ」

 ここ最近の移籍市場での立ち振る舞いが大きな批判を浴びたセルティックは、1月のマーケットでどう動くのか。そこに古橋は絡んでくるのか。進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「バカげた契約」マドリー退団→5部でプレーの22歳MF中井卓大に古巣地元メディアがチクリ「日本のSNSスター」「7試合しか出場しなかった」

【記事】「本当に楽な組だ」「日本のグループよりよかった」韓国代表の組分けに韓国のファンは歓喜!「イタリアを避けた!」【北中米W杯】

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事