スクデット獲得の切り札となるか!ミランが元ブンデス得点王を獲得へ 契約発表前に異例の練習合流

2025年12月27日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

W杯のメンバー入りに向けてアピールできるか

ミラン移籍がほぼ確実なフュルクルク。(C)Getty Images

 ロッソネーロに、新たなストライカーが加わる見込みだ。

  英紙『The Guardian』は12月22日、ミランがウェストハムとドイツ代表FWニクラス・フュルクルクの買い取りオプション付きレンタル移籍で合意に達したと報じた。

 契約は半年間の無償ローンで、買い取りオプションの金額は500万ユーロとされている。 

 現在32歳のフュルクルクは、2022-23シーズンにブレーメンで得点王を獲得。ドルトムントを経て、2024年夏にウェストハムで初の国外挑戦に臨んだが、本来の得点力を発揮できず、今シーズンもここまでリーグ戦9試合で0得点にとどまっている。

  ミランは3-5-2と2トップを採用。レギュラーであるクリスチャン・プリシック、ラファエウ・レオンはともに負傷離脱がありながら10試合7得点、10試合5得点と結果を出しているものの、バックアッパーのサンティアゴ・ヒメネス、クリストファー・エンクンクはともにリーグ戦で無得点と調子が上がらず、さらにヒメネスは足首の負傷で戦線を離脱していた。

 そこで、現状チームにはいないポストプレーに長けた基準点型のストライカーとして、フィルクルクに白羽の矢が立った。 
 
 伊紙『La Gazzetta dello Sport』によると、このドイツ代表ストライカーは24日時点でミラノ入りしていて、すでにメディカルチェック済みとのこと。

  冬のカルチョメルカート(移籍マーケット)が開幕する1月2日に正式発表される見通しだ。 

 26年W杯のメンバー入りに向けてアピールすべく、フュルクルク自身も新天地でのモチベーションは高い。

 ウェストハムからの許可を得て、すでにマッシミリアーノ・アッレーグリ監督とも対面し、契約締結前に異例の練習参加。 早ければ現地1月2日のセリエA18節カリアリ戦で新天地デビューを飾ることとなる。 

 新天地での背番号は「9」に決定。ドイツの大型FWが調子を取り戻し、ミランのスクデットへの切り札となるか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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