「相手探しでさえ困難」中国代表はもはや活動休止状態。母国メディアが嘆き「日本、イラン、韓国…トップグループとの差は70位以上」

2025年12月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「行動を起こさなければ、順位はさらに低下する」

中国代表は今夏のE-1以来、試合を行なえていない。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 森保一監督が率いる日本代表は、来夏の北中米ワールドカップ(W杯)に向けて、着々と準備を進めている。来年3月には聖地ウェンブリーに出向き、イングランド代表と強化試合を行なう。

 その一方で、初出場を果たした2002年の日韓大会以来、W杯予選で敗れ続けている中国代表は、強化をしようにもマッチメイクに苦戦を強いられている。

 こうした状況を受け、中国メディアが嘆き節を炸裂させた。『網易』は12月22日に更新されたFIFAランキングに触れ、厳しい現実を次のように伝えた。

「FIFAが2025年末の代表チームランキングを発表し、中国は93位、アジア14位だった。過去5か月も親善試合がなく、低迷が続く順位は代表チームに警鐘を鳴らしている。行動を起こさなければ、順位はさらに低下するだろう」
 
 同メディアはその上で、「アジアトップクラスのチームとの差はますます広がっている。現在、日本(世界18位)、イラン(20位)、韓国(22位)がトップグループを固めており、中国との差は70位以上に拡大している」と指摘。埋まらない差を嘆き、今後に向けてもやはり嘆いた。

「親善試合の相手探しでも困難に直面している。実力のあるチームは競技的価値や商業的側面から招待を断ることが多い。弱いチームとの対戦では実戦的価値が乏しく、わずかなFIFAランキングポイントを獲得できるとはいえ、チームを鍛える目的には達しにくい」

 中国は日本が優勝した今夏のE-1選手権以来、試合を行なえていない。もはや活動休止状態であり、暗中模索の状態だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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