「1回はボールを取ってやろうみたいな」
佐野(右)とマッチアップした藤田(左)。(C)Getty Images
日本代表MFの藤田譲瑠チマがプレーするザンクトパウリは、今年最終戦となったブンデスリーガ15節のマインツ戦を0-0の引き分けで終えた。3勝3分け9敗の16位で折り返している。
一時はリーグ9連敗を喫するなど、心配な状態が続いていたが、12月2日に行われたドイツカップの2回戦でボルシアMGを2-1で撃破。その勢いをうまく生かして、続くリーグ戦ではケルンに後半アディショナルタイムのゴールで追いついて引き分けに持ち込んだ。さらにブンデスリーガ14節のハイデンハイム戦で9月14日のアウクスブルク戦以来となる勝点3を奪った。このマインツ戦と合わせて12月は負けなしでウインターブレイクに入れたのは大きい。
「チームとしても少しずつ戦い方が安定してきた印象はあります。カップ戦含めて、そう悪い結果ではないので、ポジティブに捉えたいとは思います」
試合後のミックスゾーンで取材に応じた藤田は落ち着いた口調でそう答えている。今季からザンクトパウリに新加入し、ブンデスリーガ初挑戦の23歳はここまでの15試合すべてにスタメン起用され、13試合でフル出場。早くも主軸となっている。
藤田を経由すると攻撃のリズムが生まれるのは、試合を見ているとよくわかるし、中盤で攻守をリンクする選手として、日増しにその存在感を高めているのがうかがえる。
「ゴールに関しては狙ってないって言い方をするとあれですけど、ついてくればいいかなくらいの感じ。それよりもチームに貢献できる回数っていうのは、自分の中で求めてるところ。連敗中はやっぱり苦しかったですけど、最近はゴールに絡む回数だったり、チャンスメイクする回数っていうのは増えてきたと思います」
一時はリーグ9連敗を喫するなど、心配な状態が続いていたが、12月2日に行われたドイツカップの2回戦でボルシアMGを2-1で撃破。その勢いをうまく生かして、続くリーグ戦ではケルンに後半アディショナルタイムのゴールで追いついて引き分けに持ち込んだ。さらにブンデスリーガ14節のハイデンハイム戦で9月14日のアウクスブルク戦以来となる勝点3を奪った。このマインツ戦と合わせて12月は負けなしでウインターブレイクに入れたのは大きい。
「チームとしても少しずつ戦い方が安定してきた印象はあります。カップ戦含めて、そう悪い結果ではないので、ポジティブに捉えたいとは思います」
試合後のミックスゾーンで取材に応じた藤田は落ち着いた口調でそう答えている。今季からザンクトパウリに新加入し、ブンデスリーガ初挑戦の23歳はここまでの15試合すべてにスタメン起用され、13試合でフル出場。早くも主軸となっている。
藤田を経由すると攻撃のリズムが生まれるのは、試合を見ているとよくわかるし、中盤で攻守をリンクする選手として、日増しにその存在感を高めているのがうかがえる。
「ゴールに関しては狙ってないって言い方をするとあれですけど、ついてくればいいかなくらいの感じ。それよりもチームに貢献できる回数っていうのは、自分の中で求めてるところ。連敗中はやっぱり苦しかったですけど、最近はゴールに絡む回数だったり、チャンスメイクする回数っていうのは増えてきたと思います」
この日はマインツの日本代表MF佐野海舟をマンマークするタスクを担うなど、バチバチにやり合っていた。ブンデスリーガで日本人選手と対戦することはプラスアルファのモチベーションになっているという。
「そういう気持ちはありますね。海舟くんに限らず、リツくん(堂安律)だったり、マチくん(町野修斗)と戦うときもあるので、1回はボールを取ってやろうみたいな感じで思ってますね。負けたくなかったっていうのもありますし、チームとしてもやっぱり勝ちたかったなという気持ちはあります」
ザンクトパウリはリーグ最少タイの13点と攻撃面に大きな課題を残しているチームだ。得点アップのためにはまずチャンスの質と量を増やさなければならない。より高い位置で藤田がボールにいい形で絡めるようになることが、チームにとっても重要になる。さらなる成長に期待したい。
取材・文●中野吉之伴
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ザンクトパウリはリーグ最少タイの13点と攻撃面に大きな課題を残しているチームだ。得点アップのためにはまずチャンスの質と量を増やさなければならない。より高い位置で藤田がボールにいい形で絡めるようになることが、チームにとっても重要になる。さらなる成長に期待したい。
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